まずはこの2分少々の動画を観て下さいな。
アタクシ、GPCでも狙います、レア役を!
この時の対局は、いろいろ喋りながら打っているので、会話が中途半端に残っていて気になる人もいるかも知れませんね。ちょっと説明しましょう。
僕の言っている「アホになって高い方を取る方が良い」というのは、テンパイ時に高目安目があり、高目の残り牌が少ない場合にどうするか、という話です。
なぜこんな話になったのかと言うと、この前々局に親の半笑いさんが
という形から、五筒が2枚河に死んでいるのを見て、打五筒でリーチとしたんです。親だし東一局だし三暗刻だし両面だし、全然アリな選択です。当然こうすべき、という意見もあるぐらいの選択です。
ただ、この後に四萬をツモって流局したので、「あー、4万8000点損した」と、そいういう話になったんです。
流局してテンパイを公開する親の半笑いさん(左側) 四萬をツモ切る時に変な雰囲気だったので、みんなが手を見たかった |
僕ならこういう時、残り一枚でも高目に取ります。むしろ残り一枚の方が和了った時にドラマチックなので「望むところ」ぐらいの気持ちがあります。そんな事を言ってるから、成績が低迷してるんですけど。
こういった高目安目が極端な場合、どうすれば良いのかというのは、なかなかの問題ですね。純チャン三色(一盃口)で安目が平和のみの場合とか。
デジタル派は取りこぼしなく和了るという事で迷いはないのかも知れませんが、アナログ派やロマン派は「どのように、どんな手を和了るか?」という部分で悩みが尽きないと思います。たとえ和了っても「安目やしなあ……」と忸怩たる思いになる場合もあるでしょうし。
そう言えば、GPC大阪著名人リーグにはバリバリのデジタル派というのは居ないような?みんなある程度は感覚派というかアナログ感が強く出てるような気はしますね。牌効率という意味ではデジタル系かも知れないですが。
ちなみに僕は初めて「デジタル麻雀」という言葉を聞いた時、反射的に「ものすごく頭の悪い言葉だな」と思ってしまったので、実のところあまり好きな言葉ではないのです。
従来のモノに対してより優れたモノという意味で「レコード → CD」のノリから「アナログ → デジタル」という発想だったんでしょうが、デジタルとアナログのどちらが優れているかという問いかけ自体がナンセンスな話なので「旧来より優れたモノ = デジタル」という安直な考え方に「頭悪いな」と思ったんです。
でも、デジタル麻雀が意味する行為自体は鋭いなと思ったんですよ!(フォロー)
というか、最近はあまりデジタル派というくくりは聞かないような……?
「デジタル」という言葉は、麻雀の効率という部分を底上げする思想の土台となって、そのまま地中に埋もれて遺構となってしまったようです。今はA.Iの時代なので、もはや「デジタル」という言葉をわざわざ聞くこともないでしょう。「デジタル」さん、どうぞ成仏して下さい。
ま、それはさておき。
この後、半笑いさんは5本場まで積んで、最終的に5万点台のトップをとりました。強いんです、半笑いさんは。
その半笑いさんの親相手に三色同刻を狙うとかね、これはもう酔狂です。酔狂。
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