2024年2月2日金曜日

今までずっと目の前にあったNeXTのフロッピーディスク

まあ、まずは下のポストを見て下さいな。

ほとんどの人は見たところで「へー」とか「ふーん」よりも「だからなに?」ぐらいしか感想はないと推察されますが、このプチバズったポストを見て、僕は色々と思うところがあったのですよ。

というのも、我が家にはNeXTstationこそないが、実はNeXT純正(?)のフロッピーディスクが、かなり以前から手元にあったからだ。しかも開封もせず、放ったらかしで。

これがNeXT Computer 謹製フロッピーケースである
10万ドルのNeXTロゴが輝いている


開けるとこんな感じ
ディスクは全部で4枚入り


右肩に確かに「ED」のロゴが
そして、シャッターにも「2ED」の文字がある
Beepさんのフロッピーは無印だが、これは東芝製だ


ラベルにはNeXTのロゴが印刷されている
さすがは純正品だ


ちゃんとNeXT Computer, IncのCopyrightも入っている
ロゴと文字が「ひっくり返って」いるのは、フロッピーラベルは
裏面から表面へと包むように貼るからです

これは1993年頃に、当時 NeXTでソフトウェア開発を行っていた某企業の社長さんから「欲しかったらあげるよ」という感じで頂いた物だ。

あの頃の NeXT, NeXTstepは、一部の人間には本当に羨望の眼差しでよだれを垂らしながら「使ってみたいー!」と思わせるようなそんな環境で、僕はせめてフロッピーディスクだけでもその気分を味わいたいと、「へへー!」とありがたく頂戴したのだった。ちなみに初めてWWWを見たのも、その会社でだった。

それから31年間、このフロッピーディスクは文字通り僕の目の前にありながら、一度も開封される事なく鎮座していたのである。一度でも開けていれば2ED表記ももっと早くに見れただろうに……。

今回のこの投稿は、「Beepさんのポストを見て、昔のことを思い出した」という話ではなく、結局「(バズるバズらないはともかく)マメな行動が大事」と、そういった当たり前の事実を芯からしみじみと感じた、という話です。
Beepさんのポストから2日経ってやっとこの記事が公開されるとか、本当に行動が遅いんだよねぇ。

ところで、我が家にあるガラクタも写真を撮って上げたら、誰か見てくれるんかな?
今後はそんな記事も上げてみようかな?

追記:
この記事、今のところ今年公開したなかで、一番不人気の記事になってしまった……。

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