2024年2月8日木曜日

[一人称視点麻雀] 遠回りしてでも最高形を目指そう!

まずは、この3分弱ほどの動画をご覧下さいな。

おまけ部分が良い味出してると思います。

役満の顔とでも言うべき存在の四暗刻。重ねる牌を自分で決められるという点が他の役満とは大きく異なり、和了った時の「自分の選択で間違いなかった」というやったった感が強く、とても気持ち良い役だと思います。

ただまあ、役満としては出過ぎる嫌いはある。一向聴ぐらいなら一週間に一回ぐらいは出るような気がする。そういう意味であまり役満役満しているとは思えない。

個人的には四暗刻と国士無双は正直言って倍満役ぐらいで良いと思うんだが、これを公に言うと猛烈な反発を食らうのであまり声高には言えない。
役満役を下ろすとしても、これまでの功績と元役満であったという待遇を鑑みて、せいぜい名誉三倍満役のポストを用意するぐらいの妥協案は必要だろう。いや、それでも誰も納得せず、今後も永久に役満役で居続けると思うが。

麻雀界隈は、牌理、牌効率、確率等々の部分では、完全に過去の「勘や雰囲気」から脱却して先進的な視点で日々進化しているのに、ことルールの改正、特に役の飜数を変更するとなると、とたんに保守的になるところが非常に面白い。「せっかく憶えたのにぃー」というところなんだろうか?
昨今はMリーグルールが浸透して、今後もこれで「固定化」しそうなので、もうあまり大胆なルール変更はなさそうである。非常に残念ではあるが。

それはさておき。

この動画の四暗刻はなかなか気持ち良い和了り方ではあるが、途中で一盃口目を残している辺り、あまり一直線という訳ではなく、本人的にはイマイチな感もある。
この一盃口目を残したおかげで、ツモ九萬の時、実は密かに「このまま三萬を暗刻落としして、純チャン二盃口に乗り換えようか?」と一瞬思ったのだ。おかげで、そこでまた手が止まってしまっているので、それが余計に美しくないと今見ると思う。

ちなみに今までで一番気持ちよかった四暗刻は、GPCの第六回グランドチャンピオン大会二回戦で和了った四暗刻。
この時は、本当に配牌から一直線で四暗刻に向かって行き、一部の隙もない完璧な手順だったのだが、この二回戦だけカメラが熱暴走して撮れていなかったという悲しいオチが待ち受けていた。

「本当に残しておきたい物は残らないんだよ」と、星の王子さま(偽)が言いそうです。

GPCの第六回グランドチャンピオン大会のレポートはこちら:

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