GNU Hurd Is "Almost There" With x86_64, SMP & ~75% Of Debian Packages Building
— Phoronix (@phoronix) February 1, 2026
2026 the year of the GNU/Hurd?!?https://t.co/QR9sYJmkY9
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| 日本語訳版スクリーンショット |
2月早々にこんなニュースが流れてきてますが、2026年も結局 GNU Hurd はリリースされないんじゃないでしょうかねぇ。
GNU Hurd は、1990年に開発が始まって今年でなんと36年目。未だに正式なVer.1.xは発表されていません。
GNU Hurdが全然リリースされる気配がない事から、仕方なく的に1991年から開発の始まったLinuxは、バージョンアップを繰り返し、今やフリーのUNIX系OSでは最大派閥としてデファクト・スタンダードの地位をガッチリ固めている。
また、GNU Hurdと同じMach系の兄弟とも言うべきmacOSは、OPENSTEPという母体があったとはいえ、それを3年がかりで大改造する事になりリリースは2001年とLinuxより10年以上遅くなった。しかし、以後は見た目の美麗さとAPPLEブランドで商用UNIX系OSとしてはそれなり以上の地位を得ている。
それに比べるとGNU Hurd の現状は、なんとも寂しい成果であると言わざるを得ない。最終リリースが10年前の0.9で止まっているというのが、なんともはやである。
開発だけで36年目である。これは途方もない年月だ。一般的なスポーツ選手なら誕生し、なんらかの成果をあげ、引退している月日である。
一般的にUNIXの開闢とされるのは1969年(57年前)。実にUNIXの全歴史の63%はGNU Hurdの開発期間なのである。すごっ!
ちなみに開発の始まった1990年と言えば、Microsoft であれば Windows 3.0がリリースされ 、任天堂であればスーパーファミコンが発売され、そして、世界最初のWWWがその年の12月にやっと生まれた、そんな年なのである(ちなみにNetscapeが誕生するのはその4年後である)。
むろんテレビはブラウン管でビデオはVHS。カメラはフィルムが当たり前で「デジカメ」という言葉は無く、高精細テレビは一般向けには発売されておらず、それを指す名称は「ハイビジョン」で、しかもアナログだった。そんな時代である。
そんな時代に開発が開始された GNU Hurd がいよいよ今年正式リリースに到達する、という噂。
36年という年月を考えれば「十分にあり得る」話である。しかし、36年間まったくリリースされなかったという事実を鑑みると「あり得ない」とも思える……。
個人的には、是非ともリリースまでこぎ着けて欲しいと思っている。あきらめ半分の気持ちもあるが……。
こういうモヤモヤした気持ちの時に有効なのは「スティーブン・ホーキング的賭け方」である。
ホーキング博士は、自分の「期待する結果を否定する方」に賭けるという「保険的な賭け」をよくしたそうだ。こうしておけば「自分の期待する結果」だった場合は普通に嬉しく、「自分の期待する結果ではなかった」場合も賭けには勝つことが出来る。
だから僕は「2026年中にGNU Hurd は正式リリースされない」に花京院の魂を賭けます!
さあ、この賭けの行方やいかに?







