2026年8月23日日曜日

「長回し」とカットの継ぎ目

始めは「スター・ウォーズ」のデス・スターへの突入シーンが実は「2カットで出来てる」と気付いた人のポストから始まった。

それに感化された人達が、「ちょっと気の利いた」映像を教え合い、一人がこの1997年の清涼飲料水のCMを紹介した。

この CM は僕も知らなかったですが、とても良く出来た映像ですね!(CMの詳細は → St George [advertisement])

長回しが「驚異的に長い!」と話題になった映画「トゥモロー・ワールド(Children of Men/アルフォンソ・キュアロン監督)」の公開が2006年ですから、それに先立つこと9年も前に、これほど見事な映像が造られていたのはまさに驚異的ですし、制作側のチャレンジングな姿勢が素晴らしいと思います。

「長回し」や「ワンカット(のように見える)」は、映画好きにはたまらない話題ですが、個人的には、本物の長回しでワンカットの「エルミタージュ幻想(アレクサンドル・ソクーロフ監督)」よりも、つなぎ目を工夫して長回しに見える方が好きです。「あ、ここで継いだな」みたいなのを考えるのが面白いので。

つまり「ロープ(アルフレッド・ヒッチコック監督)」や「1917 命をかけた伝令(サム・メンデス監督)」みたいなのが好みな訳ですよ。

あと、今の人はあまり知らないでしょうけど、ジャネット・ジャクソンの「あなたを想うとき(When I Think of You)」のミュージックビデオなんかも、とても良く出来ていて面白いですよ。

このビデオは1986年の制作で、当時は結構話題になったりしました。

曲は別に好きじゃなかったですけども、自分もビデオは何度も何度も観ました。

このビデオでは5か所のつなぎ目があります。

興味のある人は探してみて下さい。


2026年8月22日土曜日

化けてでも出てきて、という願い

 


 この方のお父さんは、生前から積極的に「出てやる派」なのがちょっと羨ましいです。

うちのお父ちゃんも、いつでも良いので出てきて欲しいもんです。僕の事を恨んでても呪ってても良いので。

自分はいわゆる幽霊というものに対して非常に否定的な立場なのですが、自分の周りで亡くなる人がどんどんと増えてくると、「幽霊というのは存在した方が夢があって良いな」と思うようになりました。

恨みつらみや恐怖の対象で語られる事の多い幽霊ですが、その始まりはやっぱり親愛の情から「死んでもなお存在して欲しい」という願いから生まれたものなのではないでしょうか?

よく考えたら「スター・ウォーズ」のフォースの霊体なんて、まるっきりこの「善き人の幽霊」と同じ概念ですよね。ゾンビ好きのアメリカ人からしたら、もしかしたらあれは斬新なアイデアだったのかも知れないですね。


2026年8月18日火曜日

「フルチン」と「フリチン」の失われたテキスト


この渡辺電機(株)さんのポストを見てふと思い出した。昔、「フルチン」と「フリチン」の違いに関して、かなりキチンとしたテキストを書いたな、と。

残念ながらそのテキストは当ブログではなかったようで、過去に書いていたいくつかのブログのどこかに使われたようだ。

その時に書いたテキストの本文はもう忘れてしまったが、結論だけを書くと「フルチン」と「フリチン」では、日本語として「フリチン」の方がより正統な地位にあると、確かそう結論付けたはずである。

当時、調べてみたところ「フリチン」の前には「振り魔羅」という言葉があり、この「魔羅」がテイストを和らげた「チンチン」に置換されたのが「フリチン」の成り立ちだと発見したからである。

「フルチン」は、言い間違い、聞き間違い、読み間違い、方言的言葉の変遷等々を経て「能動的に振るチンチン」という意味へシフトしつつ、亜流から「フリチン」に匹敵する二代巨頭へと成長したと、個人的にはそう思います。

日本語として正しい解釈なのか、「失われたテキスト」の本文との整合性はどうなっているのか、それは判りませんけども……。


2026年8月16日日曜日

神よ、ボブ・ディランを救い給え!

 今さっき、ふと目に止まったポストにこんなものがある。

スティーブ・ジョブズが死んで、私たちみんなが仕事失った、ジョニー・キャッシュが死んで、私たちみんなが現金失った、お願いだから神様、ボブ・ディランを死なせないで

"スティーブ・ジョブズが死んで、私たちみんなが仕事失った、
ジョニー・キャッシュが死んで、私たちみんなが現金失った、
お願いだから神様、ボブ・ディランを死なせないで "


"Jobs" だから仕事、 "Cash" だから現金というのは解る。

ハテ? "Dylan" になにか意味があったっけ?と考える。

ここでふと思いついたのは、「モンティ・パイソン」である。

モンティ・パイソンは、子供の頃は単に発音の気持ち良い言葉だな、としか思っていなかったが、高校生の時にこれがどうやら「モンティ」も「パイソン」もいわゆるイチモツを現す隠語なのだと知ったのだ。

つまり「ディラン」にもそれ系の隠された意味があるのだろうかと、瞬時にそう思ったのだ。

するとやはり、リプの中に「Dick Van Dyke」に言及している人達が続々と見つかった。

Dick をお茶目に翻訳してくれる辞書の機能拡張さん

「Dick」が例のアレというのは有名な話であるが、そうすると「Dylan」にも下ネタ系の「なにか」があったのか。うーむ、知らなかった。

でもみんな「Dick」について心配しているという事は、「Dylan」は「Dick」ほどの巨大で深刻な影響を与えるモノではないようだ。

どの部位だろうか?玉なのか?

いや、玉でも相当の影響力があると思うが?

仕方ないので(なにも仕方なくないが)、「Dylan」という言葉の成り立ちを調べてみる事に。

"ディラン(Dylan)は、ウェールズ起源の姓名です。「海の息子」、「海から生まれた者」、あるいは「大いなる潮」といった意味を持ちます。これは、「偉大な」を意味するウェールズ語の「dy」と、「潮」や「海」を意味する「llanw」に由来しています[1]。

ウェールズ神話において、ディラン・アイル・ドン(Dylan ail Don)は、波や潮と結びついた海神、あるいは英雄として描かれています(『マビノギオン』に登場)。ディランは、アーサー王伝説に登場する人物で、美しいヴィヴィアンの父であるディオナス(Dyonas)のモデルになった可能性があります[2]。ウェールズでは、2010年に男児に最も多く付けられたウェールズ語由来の名前でした[3]。"

ー Wikipedia Dylan (name) より 


別に下ネタ系の話でもないような……。

「ボブ・ディランが死んだら『偉大な海』がなくなるから困る!」という話でもないだろうし。

なんだこりゃ?

また謎が謎を呼ぶ展開で、誰かに「教えてー」って言わないといけないのか、と思ったら


投稿したおっさんのユーザーネームが「dylan」。

つまり「ボブ・ディランが死んだら世の中から『dylan』が消えちゃうよ〜」ってこと……。

脱力……。

謎は解けたが、しょーもな過ぎて疲れてしまった。

読んだあなたも疲れた事でしょう。

スミマセン。


2026年8月15日土曜日

「このポストに興味がない」が出ない

 X のポストで右肩の「…」をクリックしても「このポストに興味がない」が出てこない場合があって、その事を調べていて下のポストを発見した。



実はこのポスト、


なんと「このポストに興味がない」が出ないのだ!


これは、狙ったポストなのか?

それともたまたまなのか?

謎は深まるばかりです。

「考察」というゲーム

 


 昨今の Web にはびこる「考察」とやらを読むに、「作者の用意した答えを当てる」よりも、「自分の考えたものを答えにしたい」みたいな雰囲気をひしひしと感じますけどね。特に漫画とアニメは。

大体、作者がいちいち「答え」を用意してくれていると思うのもどうかと思いますけど……。


「考察」や「伏線回収」という言葉でちょっとウンザリした話:

宮崎駿作品を放送した時のなにか独特な雰囲気

 宮崎駿作品とかジブリ作品を地上波で放送した時って、X に独特の鬱陶しさがあって、それがちょいと苦手である。

なんであの手の作品に関しては、作品の感想より

「僕・私の知っている作品のウンチク」

ばかりがタイムラインに流れ出すんでしょうかね?

しかも、画像付きで、大したウンチクでもないという。