2020年7月26日日曜日

おろしや国無酔譚 ウラジオストク滞在記 (17)

おろしや国無酔譚 ウラジオストク滞在記もくじ

間違ったバスに乗り、金角湾横断橋をきっちり渡り終えてしまった我々は、最初の停留所で文字通りバスを飛び降り、本来なら四車線分を跨ぐだけで済むところをわざわざ6車線に拡張して施工した意味不明型の長大な歩道橋を利用し、わっせわっせと反対側の停留所へと走った。

クロックス系のお気楽サンダルを履いて、フル装備の撮影機材を背負っていた僕は一旦一本目のバスをあえて見逃し、「のんびりゆったり次のバスで」という算段だったが、今回の旅の日程をすべて考案した井上くんからの「なにしてるんですか?早よ走って下さい!」という怒気を孕んだ一言でその甘い考えはすべて吹き飛び、ひーひー言いながら己の持ちうるポテンシャルの約43%を使ってバス停まで急いだのであった。

2020年4月19日日曜日

おろしや国無酔譚 ウラジオストク滞在記 (16)

おろしや国無酔譚 ウラジオストク滞在記もくじ

鷲の巣展望台、それはウラジオストク有数のビュースポットで、ウラジオストクを紹介する本には、必ずここから撮った金角湾横断橋の写真が使われているという、そんな伝説の展望台なのである。
※ ちなみに「わしのす」であって「たかのす」ではない。この展望台名を口頭で伝える際、非常に良く間違われているのであえて書いておく。

さらにちなみにワシとタカはクジラとイルカ同様
大きさで区別しているだけである(豆知識)

2020年4月12日日曜日

おろしや国無酔譚 ウラジオストク滞在記 (15)

おろしや国無酔譚 ウラジオストク滞在記もくじ

沿岸地方行政政府ビル前の「アンドレイ・イシェンコの落選はおかしいんじゃないか?デモ」から離れた我々は、その沿岸地方行政政府ビルの前にあるデカい広場で写真を撮りつつバスの到着を待った。

この巨大な広場でまず目についたのは、フェリーからもその威厳が金ピカ玉ねぎの太陽光ダイレクト反射という形で溢れ出ていたロシアの教会。

改修中(?)の教会
普通の人には残念かも知れないが、クレーン好きの自分としては
最高のタイミングでの訪問だったと言える

この教会、非常に格好良いし、十分デカいし、立派なのだが、なにげにちょっと謎な教会なのである。

2020年4月1日水曜日

「笑ってっ亭」4月度公演の全スケジュール中止について

3月末に一度再開しました「笑ってっ亭」ですが、現状の社会情勢を鑑み、一旦4月度の全スケジュールを白紙とさせて頂きます。

改めて断るまでもなく、これは「エイプリルフール」ではありません。

2020年3月4日水曜日

おろしや国無酔譚 ウラジオストク滞在記(14)

おろしや国無酔譚 ウラジオストク滞在記もくじ

公園からの帰り道、現地の少年(推定5歳)とサッカーボールで1・2パス、三角パス等の微笑ましい交流をし、これを見ている母親はさぞかしニッコニコ顔なんやろうなと思ったら、不審者に対する強い怒りを表す鬼のような形相で我々を睨みつけていたというハートウォーミングなロシアン・ストーリーを経てホテルへと到着する。

帰り道にあったIMAXシアター
ウラジオストクにもIMAXがあるなんて!
ちなみに真ん中の「人型」はれっきとした人間であって銅像ではありません

2020年3月3日火曜日

笑ってっ亭176の公演中止について

3月3日の「笑ってっ亭 176」を「なぜ公演を中止にしたのか」について記しておきます。

まず、2月末時点では3日の開催は普段どおり行われる予定でした。
風向きが変わったのは2月28日にユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が休園を発表し、翌29日に吉本興業が直営劇場や主催公演を中止・延期すると発表したことです。

大阪のエンターテイメントを代表するこの2大企業が休止を発表するのは、非常に重大な事件です。ありえない事態と言っても過言ではないでしょう。

2020年2月12日水曜日

おろしや国無酔譚 ウラジオストク滞在記 (13)

おろしや国無酔譚 ウラジオストク滞在記もくじ

ウラジオストクでの初の「料理の注文・支払い・摂取」に成功した我々は、腹ごなしをかねてビーチ周辺の公園を再度散策することにした。

色使いがデーハーは遊園地(有料)
左側に見える白っぽいテントが食事を食べたところ
実は最初はアイスクリームを食べるつもりで入ったのだ

2020年2月9日日曜日

おろしや国無酔譚 ウラジオストク滞在記 (12)

おろしや国無酔譚 ウラジオストク滞在記もくじ

散策に不必要な荷物はカプセルホテル内にプライベートメンバ関数として保管しカプセル化した我々は、いよいよウラジオストクの「おもしろ楽しい方面」へと向かって、ずいずいと摺り足で進み始めた。

「どこ行きます?」と井上くんに訊かれたが、ウラジオストク市街に関する情報量がゼロでこの旅行に挑んでいる私には「腹減った」という一言以外はなにも発する言葉はなく、とりあえず「なんとなく雰囲気で面白そうなところでご飯を食べよう」という事になった。


移動中に見つけた「羽マーク」の日野トラック
日本ではもうほとんど見ることがなくなったがロシアでは健在であった