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| 昔の四コマ漫画 (素材：いらすとや) |
この間、昔のハードディスクから過去のホームページの素材が、ほぼ全て完全な形で回収出来た。
自分だけが懐かしく見て、再びこのまま闇に葬り去っても良かったのだが、せっかく昔せっせと一生懸命に書いていたHPなので、ちょっともったいない気もする。
そんな訳で、使えそうなところは今後ちょっとずつ公開していこうと思う。
関連記事：(過去のHDDから発見された写真について)
ホームページを書いた当時の事を少しだけ補足しておくと、当時の僕は「マジックは一人でするより二人でする方が絶対に面白くなる」という変な信念みたいなモノが心に渦巻いていた時期で、誰かコンビを組んでくれるような人はいないかと、日々さまざまな人物を物色していた。
といっても、マジックの業界はコンビでなにかをするという風潮はなく、あっても「マジシャンとアシスタント」という関係性ばかりだったので、僕の言う「マジシャン二人が面白い会話をしながら、二人で一つのマジックを行う」というアイデアには誰も乗ってくれなかった。
僕はその年の11月にある「第8回なにわのマジック・コンベンション」のコンテストでこのコンビ芸を試したかったので、急いで相方を決めなければならなかった。
そこで、自分の知ってる中では一番多芸で人当たりの良いサミー・ヒオキ氏に「どうしても11月のコンテストで自分のアイデアを試したい。失敗して大恥かくかも知れんが、それでも良かったらコンビになってくれへんか？(結果が)アカンかったら即解散でええから！」と正直にお願いし、なんとか了承してもらったのだ。
こうして、僕らは「スタッシュ」という、ちょっとイキったコンビ名で活動しだしたのである。時に2001年6月末の事だった。
という訳で、コンビを組んでからは、Web関係のデザインやテキスト、日々の更新は僕が担当し、ヒオキさんにはその多彩な才能のうちの一つを使って「4コマ漫画」を描いてもらっていた。
ここまで来て、やっと本題の「4コマ漫画」が出てきた訳です。
この「4コマ漫画」は、当時の界隈の人々にとても評判が良く、今見ても人物のデフォルメが非常に上手いと思います。
これを埋もれさせるのはもったいないので、ここで再掲したいと、そう思った訳です。
昔のHPに掲載していた時は、当時の通信事情の関係で一コマが「320 x 240」という極小かつ、ギリギリまで画像の容量を減らすためにGIF形式で限界まで色数を絞っていました。グラデーションが飛び飛びになってるのはその影響です。
今回はその小さな画像から一度4倍に拡大し、もう一度目的の解像度まで縮小するという面倒くさいが現実的な方法で再掲しています。
ちなみに以下のコマで出てくる「向町(むこうまち)」というのは、僕の名字です。
今はテツローだけですが、当時は「向町テツロー」と名乗っていたので。
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| STASHの4コマ漫画 第1話 By サミー・ヒオキ |
テツローの感想：
もうすでにこの当時から僕はマジックをしてなかったという、恐るべき情報が漫画になっていて戦慄しています。
でも、確かにしてなかったと思います。
ええ、絶対にしてなかった。
凄いな、俺！
よくコンテストに出れたなと、今になってしみじみと思います。
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