2026年1月19日月曜日

決意表明 on SNS



 なんと言うか、まさにこれが「なにごとか大事(だいじ)を成し遂げた事のある人」の意見なんでしょうなぁ……。

アイデアに対する称賛の拍手すらも本人のモチベーションを削ぐ要素になるというのは、我々凡百の人間とは正反対なのでびっくりです。

普通の人であれば、せめてアイデアへの称賛や共感ぐらいは「先払い」で欲しいものですからね。そして、需要があるなら作ってみようか、みたいな感じですもんね。

もちろんやる気が減退しない人もいるでしょうけど、孤独になにかに打ち込みたい人にとっては「無風」こそが最高の追い風なんでしょうね。

SNSで人気のある人は、ひっきりなしに称賛やどうでもいい雑談、あるいは反対意見が届くので対応が本当に面倒くさいというのは判ります。なにかの拍子でバズってフォロワーが大幅に増えた人も「昔のような静かなSNSが欲しい」と思うそうですし。

しかしまあ、僕みたいなXもBlogもずっと無風の人間からすると、感想であれ共感であれ、なにか反応があれば嬉しいなとは思いますけども。要するにこれも「過ぎたるは及ばざるが如し」なんでしょうね。顔も素性も判らない取り巻きが増えても嬉しくも楽しくも頼もしくもないのでしょう。

そんな事になったことがないので想像ですけども。


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決意表明で思い出したが、SNSで「今後◯◯するぞ!」みたいな宣言をついしてしまうのはアレなんでなんでしょうね?僕もよくしてしまいますが、誰も見てない無風のSNSで決意表明するのも我ながら意味が判らないです。

やはりSNSは世界に開かれているという事を妙に意識して「他人に聞かせている体」で書いてるんでしょうかね?内に秘めず、わざわざ書いて公開してしまうところが本当に意味不明で痛い感じがします。

そして、自分もそんな宣言をするのに、他人が決意表明しているのを見ると「ダイエットでも禁煙でも勉強でも勝手にやったらええやん」とか冷たく思ったりするのですよ。酷い話です、ホントに。

そう言えば、その昔mixi(ミクシィ)が流行ってる頃に「絡まない人はマイミク外します」という宣言をよく見た。あれは「足あと」という(余計なお世話な)機能があったせいで「素通り」された事が明確に判ってしまうので、「友達(マイミク)なんだったらせめて挨拶してから移動してくれ」みたいな意味合いだったように思います。実際、マイミクは顔見知りが多かった訳ですしね。

ところが不特定多数が匿名で蠢くXでも時々「(絡みのない)フォロワーを整理します」という宣言が出たりする。最初にこれを見た時はちょっとびっくりした。

元々Twitterは「ゆるく繋がる」というコンセプトがあり、どちらかと言うと「フォロー、リムーブご自由に」な雰囲気だったのに、時が経つにつれてそういった雰囲気も消え去ってしまったようです。

前に後輩からフォローされて、そのまま放っておいたら「テツローさんもフォローして下さいよ」と面と向かって言われた事もある。でも、フォローを返したからといって、なんの絡みもなかったりして「なんやの、これ?」みたいな感じではあるのだが……。

なんの話を書いているんだ……。


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まあ全然関係ない話ついでに、最後にちょっとだけ「決意表明」に関連する事を。

どうも今の若い人は「不言実行」という言葉があるのを知らない、もしくは「有言実行」のカウンターから新しく生まれた言葉だと思っているフシがある。言うまでもなく、言葉として元になったのは不言実行の方なのだが……。

僕が初めて「有言実行」という言葉を聞いた時は、その言葉の語呂の悪さに「なんじゃそら?」と思ったものだが、今の人はどうやら「不言実行」の方が変な感じがするようだ。

「不言実行だと本人以外知らないので、辞めてもバレない。だから有言実行の方が良いよ」とは良く聞く有言実行のメリットであるが、実際、心理学的にも脳科学的にも口に出して「やるぞ!」という方が良いみたいですね。他人が聞く聞かない関係なく、本人が口に出すことでやる気になりやすいんだそうです。

だから、そのつもりでSNSに書いているなら意味はあるかもしれません。

ただ、タイムラインに流してその言葉が見えなくなるのでは意味がないと思います。壁に書いて貼っておいた方が意味はあります。

ちなみに「有言実行作戦」も「高い機材を無理して買う作戦」も、一時的にはやる気を引き出すことには成功しますが、結果的にそれで長く続けられる訳ではないようです。

物事をコツコツと長く続けられるのは、やる気とは別の「意思」なんだそうで。つまり、やる気がなくても「本人の意思でやる」、という態度が必要なんだそうです。

だから、いきなり高い楽器とか買ってしまうタイプの人は気をつけて下さい。

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