「裁判官マップ」のお時間です。
今回はあの悪名高き「砂川市猟銃所持許可取り消し事件」の上告審がニュースになっていますね。
(みんな知ってるだろうけど)この件の6ステップ要約:
- 砂川市のハンターが市の依頼でクマを駆除
- 建物に向かって発砲したとして道公安委員会が猟銃の所持許可を取り消し
- ハンター側が「猟銃所持許可取り消し」は違法として訴える
- 一審の札幌地裁で「猟銃所持許可取り消し」は違法と判断
- 道公安委員会が控訴した札幌高裁では「弾丸が跳ね返って建物に到達する恐れがあり周辺にいた3人の生命を危険にさらした」としてハンター側が逆転敗訴
- ハンター側が上告した最高裁では「猟銃所持許可取り消し」は違法と判断
この件では、道公安委員会の「猟銃所持許可取り消し」に対して世間的に強い拒否反応や批判があり、特に二審でハンター側が逆転敗訴した際には、猟友会に同情の声が集まり、また逆に警察や裁判官に対しては「お前らが熊(ヒグマ)駆除に行け」と強い批判の声が上がった。
今回の最高裁では、5人居る判事全員が道公安委員会の「猟銃所持許可取り消し」を支持せず、また判決文・補足意見には、杓子定規的に違法・適法を当てはめてよいのかという、かなり強い調子の注意が含まれている。
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| 判決文の一部(8ページ) 下線も判決文にそのままある |
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| 判決文の補足(部分:14ページ) |
この判決を下した裁判長の林道晴裁判官には「裁判官マップ」で最高評価の星5が集まっている。一方で、二審を裁いたとされる小河原寧裁判官、片山信裁判官、高木寿美子裁判官に対しては、非常に強い口調で多数の批判が寄せられている(裁判官マップ → 小河原寧、片山信、高木寿美子 (※))。
ここで注目したいのは、批判の対象になった場合に比べ、絶賛の場合は集票が非常に少ない、という事実である。この現象が「裁判官マップ」を運用していく上でどのように変化していくのかは、今後も注視していかなければならないポイントだと思います。
(※) この件で実際に二審を担当したのは、佐久間健吉裁判官だという情報もあり、この方が「裁判官マップ」には存在しないため、この三人の裁判官に批判が集中しているという面もあるようなので注意が必要です。
参考リンク:
ヒグマ駆除で発砲、銃所持許可取り消しに最高裁「違法」…ハンターの逆転勝訴が確定 (読売新聞オンライン)
弁護士 中村憲昭さんのXでのポスト


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