2026年9月9日水曜日

「198Xのファミコン狂騒曲」という本

 塩崎剛三(東府屋ファミ坊)さんの「198Xのファミコン狂騒曲」を読んだ。

当時の事がいろいろ知れてとても面白かった。

公式に「アルト鈴木」と「アルツ鈴木」がちゃんと同一人物だと知れたし、当時から存在を疑われていた森下万里子嬢も存在しないことが確認できた。

一番意外だったのは「いただきストリート」が2万本ほどしか売れなかった事で、「いたスト」でアホほど遊んだ自分としては、その「売れてない事実」がまったく実感出来なかった。

もうひとつ実感出来なかったのは、「ファミマガ」の強さ。「ファミコン通信」が最後発なのは知っていたが、自分は創刊以来ずっと「ファミ通」だったので、「ファミマガ」の方が売れていたという感覚が全くない。

それもこれも当時から「月刊アスキー」、「月刊ログイン」とASCIIの本ばかり読んでいた弊害なのかも知れない。

文体は軽めで内容は興味深くて面白いのだけど、カッコ書きの中が異常に長いのが読みづらかった。

あと、400ページに迫ろうかというページ数なのに、当時の写真が一枚もないというは正直言ってもったいないし、伝記としては片手落ち感がある。まあ、権利関係が面倒くさかったんだろうけど。

小島文隆さんについてはそれほど多くの言及はないんだけれども、改めて小島さんの影響力の凄さみたいなものが紙の間からドバドバ滲み出ているような本です。逆に当時アスキーのトップであった西和彦氏については、ほとんど触れられてない上にあまり良いニュアンスで書いていないのが、当時の雰囲気を微妙に現している、そんな感じがします。

ホント、小島文隆さんの事をもっと知りたいですねえ。当時を知る人達のインタビュー記事でもいいから評伝をまとめて本にしてもらいたいもんだ。

あと、渋谷洋一さん、今は一体どうしてらっしゃるんでしょうかね?


追記:

内輪ネタで申し訳ないが、「いや〜んバカンス」のバカンス先に、僕も行った箱根湯本の南風荘が出てきて、変な喜びがありました。

箱根湯本の南風荘に行った話はこちら:


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