誰か読んでくれよ。ホント。
そんな事を気にしつつも、今回もビデオを観る。観るったら観る。
暗闇に立つその男は……。
もちろんボブ・ディランその人である。
ハーモニカを吹いている。
と、良く見れば、ギターがちょっと面白い(こればっかり)。
アコースティック・ギターだけど、ボディ前面にボリュームとトーン(?)ノブがある。
いや、別にあってもおかしくないけど、こんな所にデーンとあるのは、あまり見ないような……。
どこのギターかな?
ポジションマークとヘッドのロゴの傾き具合からして Gibson かな?
良く見たらレスポールにシェイプが良く似てるし。
そんな事を思いながら、試しにGibson Japanのサイトへ。
すると……。
おおっと、トップページにいきなり良く似たギターが!
これは、ジョン・レノンモデルの J-160E というヤツらしい。
70th Anniversary John Lennon J-160E |
ただ、件のギターとは違う。カッタウェイも無いし。
しかし、Gibsonで色々探してみても出てこない。
むむ、Gibsonとは違うのかなと思ったその時、フッと閃く。
CF-100型ヘッド |
良く見ると、件のギターもこれのように見える。
ヘッド部拡大 |
カナダ唯一の国産ジェット戦闘機でした (Wikipedia より) |
"Gibson CF-100" だ。
そう、この Gibson CF-100 こそが、このギターの元のモデルだったのだ。
知らんかった!
Gibson CF-100E |
サウンドホールの中にP.Uがあるタイプですね。
CF-100Eを調べてみると、1950年から58年まで製造された Gibson 初のエレアコだったようです。
なんで、そんなワケの判らんヴィンテージ・モデルを90年のライブに引っ張りだしてくるんだよ、ディラン!
お茶目な人だ、ホント。
[2014年10月20日追記]
Gibson Japan から奥田民生モデルのCF-100Eが発売されるそうです。なんちゅうタイムリーな話題。あら、ビックリ。
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