2011年9月16日金曜日

シンセン:街の人々


写真語り(23) シンセン 2004年

今回は街の人々をとりあげる。
今回は写真が多い目なので、今度こそ文章は短めで書く。絶対。

「賑やかな裏通り」

我々の泊まったホテルや大会の会場はメインストリートに面したところにあったのだが、そこはオフィスビルが立ち並ぶばかりで、見た目が全然賑やかではない。
大阪の人に判りやすく言うと、ひと昔前の御堂筋みたいな感じで(その他の地域の方は適当な商業地を思い描いて下さい。多分だいたい合ってます)、会社には都合が良いが、観光には不向きな場所だった。

そこで一本筋を入ってみて、裏通りをうろうろしてみた。

「井戸端会議」

買い物に来たであろう人たちが、迎えの車が来るまで井戸端会議をしていた。
後ろの車の「自由過ぎる駐車」が、とてもいい感じ。

「求人票を見る人たち」

シンセンの街はそこら中に建築中の建物があり、そして日本企業も多数進出していた。
求人票の内容は判らなかったが、業態さえ選ばなければ仕事は豊富そうだった。
実際、求人票を見る人の目には焦りのようなものもなく、切羽詰った感は見受けられなかった。

「路上的遊戯」

「中国人は路上で麻雀をやってる」と噂で聞いていたが、残念ながら路上麻雀は見られなかった。
代わりに見つかったのがこのゲーム。トランプを使っているが、手持ちのカードの多さから考えてポーカーではないようだった。
みんな熱中してたので、僕がじっと見てても全然気がつかなかった。

「靴直します」

靴の修理屋さん。でも今直しているのはサンダル。
お客さんは椅子に座らず立ったまま待機している。

「茹でとうもろこし屋」

裏通りからさらに一本外れた裏道で営業準備中のとうもろこし屋さん。
木炭で火を焚いてその場で茹でている。しかし、鍋の直径から考えても、このとうもろこしはすでに下茹でされていると考えるのが妥当だろう。

僕はとうもろこしが好きなので一本欲しかったが、なんせ中国元を一元も持ってなかったので買うことは叶わなかった。ちょっと残念であった。

次回は「消火栓

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