2011年9月8日木曜日

暴走する結婚式


写真語り(19) シンセン 2004年

シンセン到着の二日目。暇なので街をブラブラすることに。ホテルを出てすぐ近くにある広場がなにやら賑やかだったので見に行く。

「広場の中に車が乗り入れている…?」

広場の入口に20台程度の車が乗り入れ、なにやら騒がしい。一体なにをやってるのかと覗いてみると…。

「結婚式?」

真ん中に新郎新婦と思われる二人。そして、それを取り囲んでいるラフ過ぎる人々(タンクトップて…)。みんなで代わる代わる写真を撮っていた。
まさかここで結婚式をしていた訳じゃないと思うが…。

多分、知人友人に対するお披露目、記念撮影会をやっていたのだろう。
バンクーバーでも結婚式のすぐ後に、新郎新婦・親戚郎党は正装のまま(新婦はもちろんウエディングドレス)、クイーン・エリザベス・パークというちょいと小高い公園で記念撮影を撮るというのを「バンクーバーでの結婚式には欠かせない行事」としてやってたので、それと似た様なこの付近の儀式・様式なのだろう。

広場の真ん中には、記念碑的なデカい石柱が立ってるのに、そこへ行かないところが、ちょっと不思議だったが…。
ちなみに上に架かっている横断幕は結婚式とはなんの関係もない街のスローガンかなんかである。

「次の目的地に移動するぜ」

ひとしきり写真を撮った後は、各自車に乗り一斉に移動。
車は結婚式用に装飾が施され、ナンバープレートにはお祝いの言葉がはめ込まれている特別仕様車である。

ちなみに上の写真、車が走っているのは自動車道ではなくれっきとした歩道である。
歩道上を自動車が20数台一斉に走りだすのだ。危ない危ない。

こんな危険なことが出来るのは、単にお国柄なのか、ナンバープレートが見えてないという安全保障からか、それともこいつらが実は暴走族だったからなのかは、僕には判別不能でした。

次回は「本屋で座り読み

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