野球の「打者一巡」とは9人か10人か。「全員に順番が回る」と考えれば9人、「一回りして元に戻る」と捉えれば10人でしょうか。社内外で聞いてみたところ意見が分かれました。公式な決まりはないようですが、かつて本場の米国でも議論になったこの問題、みなさんはどう思いますか。(暁)#打者一巡
— 日経 校閲 (@nikkei_kotoba) May 20, 2026
面白い話題ですね。わざわざ日経の校閲がこれをポストするのは、やはりちょっと重みが違うような気もしますし。
個人的には「打者一巡」に必要な人数は9人だと思います。ただ「打者が一巡しました」と言うのは大体が10人目の場面なので、そこが問題をややこしくしているのだと思います。
つまり「一巡目の終了」と「二巡目の開始」がぴったり重なっているところが、問題の根源なのだと思います。
この「一巡」という状態が9人目と10人目でどのような違いがあるのか、すこし順番に考えてみましょう。
- 9人目が打席に入る
一巡目であるが打席が完了していないので「一巡しました」とは言えない。「一巡目最後のバッターです」とは言えるがほとんど言わない。「一巡するか?」とは言えるし、実際に言うアナウンサーも多い - 9人目の打者が塁に出るかアウトになって打席が完了する
一巡目が完全に完了する。この時点で「打者が一巡しました」と言っても嘘ではない。実際に9人目がヒットを打った時点で「打者一巡!」と言うアナウンサーも居る - 10人目が打席に入る
二巡目の開始。「打者が一巡しました」と言っても嘘ではないし、ビジュアル的にも非常に解りやすい
アナログ時計だと時間の開始である「12」に針が戻らないと一巡したことにならないから、一巡目の終わりと二巡目の開始はぴったり同じなので解りにくいですが、野球だと、9人目の打者と10人目の打者の間には「ボールデッド」があるので、まだ解りやすいと思います。
このボールデッドになった瞬間こそ「打者が一巡した」瞬間な訳です。
つまり、「打者一巡」に必要なのは9人の打者の「打席の完了」であり、10人目からは二巡目の開始だから、「打者が一巡しました」と過去形を使って表現しても嘘ではない、という事だと思います。
これが正しい日本語の解釈なのかどうかは、僕は知りませんけどね〜。

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