まずはこの12分程の動画を見てやって下さい。
今回も後輩芸人の福人(ふくんちゅ)君のYouTube番組にゲスト出演してました。
今回の一文字は「ふ」で、「不老不死」から「謎の災害ババア」、そして、なぜか最近流行のキーワードであるSDGsまで幅広く話題がでました。
(「続きを読む」以下、約1,800文字)
福人くんと知り合うまでは、徳之島と言われても一時話題になった泉重千代さんの住んでいた所でしょ、ぐらいの知識しかなかったのだけど、今ではすっかり「徳之島について詳しい方」の人間になってしまった感がある。
とは言っても、現地に行った人や詳しく調べた人には全く敵わないのだけれども。
ところで、今調べたところ、長寿の島として二人のギネスブック掲載者を産んだ徳之島伊仙町(いせんちょう)であるが、上記の泉重千代さんも本郷かまとさんも現在では出生記録が証拠としてはいまひとつ信用できないという事で「ギネス記録としてはなかったこと」とされているようですね。
とは言え、お二人共に「おおむねこのぐらいが妥当であろう」という年齢でも、余裕の百歳超えなので、それはそれで凄い事だと思います。
ちなみにWikipediaに記載はないが、泉重千代さんは、長寿世界一となってからマスコミに頻繁に取り上げられ、どこかのテレビ局の招きで確か一度だけ飛行機に乗って東京へやって着たことがあったはずです。
この時、生まれて始めて飛行機に乗るという事だったので、僕なんかは飛行中の諸々のストレスでショック死したらどうするんだ?と他人事ながらえらく心配したのを憶えています。
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「災害ババア」の実在は不明だが、日本に在住する限り自然災害は付いて回るので、運悪く移転先で「災害を次々と踏み抜く」というのは十分に可能性のある事だと思います。
日本を襲う三大災害といえば地震と台風とゴジラで、台風は東北以南であればどこでも最大級のパワーで襲ってくる可能性はあるし、地震については日本に住んでいる限り、ほとんどの場合避ける方法はないです。
おまけに地震が頻発するという事と合わせて火山活動も活発なので、突発的な噴火にも気をつけなければならないという過酷な運命を背負わされてもいます。
さらに言うと、近代国家が壊滅しかねない「破局噴火」を起こす可能性のある火山が日本では複数確認されており、7000年から一万年周期で起こるその巨大な噴火の最後の一発が約7300年前なので、周期的には明日噴火しても不思議ではない状況となっているのです。
テレビ等で繰り返し警告されている南海トラフ巨大地震ももちろん破滅的な被害になるでしょうが、要はこと日本において災害は「地震と台風だけではない」という事なのです。
そんな訳で、日本に住んでいる限りは地震を始めとする巨大災害からは逃げられないのです。あきらめましょう。
もっと言うと地球に住んでいる限りイエローストーン国立公園の超巨大マグマだまりの破局噴火からは逃れられないのです。
こちらは「人類が滅亡する危険性がある」ぐらいの噴火が起こるそうで、噴火の周期はおおむね60万年。そして、今はすでに前回の噴火から64万年を超えているそうです。
人類の滅亡は宇宙的な時間軸で見ればまさに「今日」なのです。
困ったね、こりゃ。
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さて、今ぶっちぎりで胡散臭いと思う言葉、それがSDGs (ちなみに二番目は「メタバース」)。
SDGsの17の目標はそれぞれ非常にイイコトを言ってると思いますが、でも、それらが下々の我々に届く頃には、単なる企業のイメージアップに使われるだけの薄っぺらい言葉になってしまっており、実情として果たしてそれはどうなのですか?と疑問を呈さずにはいられない状況です。
特に問題になるのは目標の「5」と「7」で、これらはほとんどの場合、聞こえや見栄えの良さ、それだけのために使われている感がひしひしと伝わってきます。
また、個人的には今の便利なモノを少しも捨てることなく、この先も続く「持続可能な社会」なんてものが達成できるんでしょうか?とかなり疑問に思います。
例えばスマホとか、ペットボトルとか、コンビニとか、もっとどうにかなるんじゃないですかね?
これらの存在はどちらかというと反SDGs的でしょう。ペットボトルやスマホといったリサイクルしにくいモノを非常に早いライフサイクルで作り、そこら中にあるコンビニは毎日大量の食料品を廃棄してます。
でも、この3つは今後もきっとほとんどなにも改善されることなく、当たり前のように存在し続けると思います。
いろいろ理由をつけてこれらは「素晴らしくSDGs的なプロダクト」という事にされるでしょう。なぜなら、もはやこれらがないと世の中が成り立たないようになってしまっているからです。
世の中をこれ以上不便にする事は、誰も望んでいないのです。
基本的にSDGsはイイコトを言ってますが、目標が多過ぎです。
もっと的を絞って「必死にやる目標」の方が良かったとは思いますが、そういった「絞った上で必死にやる目標」が出てきたら、多分その時はもう地球が環境的に末期なんだと思います。
そう言う意味では、今はまだギリギリ余裕があるとも言えるのですが。
でもまあ、新型コロナの大流行やロシアのウクライナ侵攻を見ても分かる通り、世の中は一寸先が真っ暗闇。どうなるかは本当に判りません。
願わくば、なるべく平和な世の中であらんことを。
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