2013年8月28日水曜日

2013年 GPC関西著名人リーグ 第五節 (1)



8月26日はGPC関西著名人リーグ(KCL)の第五節でした。

いよいよ後半戦です。これからは気の抜けない戦いが始まる訳ですよ。いや、別に今までも気は抜いてないですけども。
まあとにかく、この日のために僕は「麻雀に真摯に向かい合う日々」を都合3日間ほど過ごし、”勝負所の分岐点を事前に予測してどのように打つのか決めておく” という恐るべきシステム「バンザイアタック 机上の空論作戦」を立案した訳です。
この作戦が是なのか否なのか、第五節は非常に重要な作戦第一日目(Day-1)なのである。

では、一回戦。
一回戦は、JOE@雀サクッさん、黒田悠君、猫田イサオ君との対戦。

この半荘、南二局の流局以外は全局和了が出るというなんとも展開の早い半荘であったが、打点が低いためとてつもなく「平たい」オーラスになる。

オーラス、トップ・ラスの差はなんと2,700点。こんなもん、一局勝負やないかえ!

しかし、この「一牌も間違えられない状況」を征してトップ獲得。出足良し!

点数移動表

※ちなみに点数移動表の赤字はリーチ、黄色は印象に残った局(後編に掲載)です。「4.1」は四局一本場の意味。


次、二回戦。
対戦者は、キャル林田さん、釘バットさん、片山先生。

この半荘を題すれば、そう「安手と満貫のハーモニー」となる。細かい和了とポツポツ出てくる8,000点という数字。そして最後に待ちうけるのは、またしても超平たいオーラス。なんでや!?

今度は、トップ・ラスが4,000点差。
さっきの半荘よりかは差が広がってるとは言え、オーラスに各自の点数が25,900、22,500、26,500、25,100ってなんやねんな?
「ホンマに麻雀やったん?」的状況やがな。途中、メンホン七対子なんて手も和了ったんですけどね、僕。

とにかく、この超接戦をまたもやモノにし、二連勝!

表中の※は点数間違いの箇所
(積み棒を計算していない)

次、三回戦。
対戦者は、ASAPIN氏、へびいちご高橋さん、ケチャップ河合君。

超細長い点数表
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この半荘は、東一局からASAPIN氏の情け容赦のない「オッス、俺、天鳳位。雑魚ども喰らえ」の片手上段攻撃が炸裂。一気に五本場・7万点台まで稼がれる。

僕はなんと三本場の段階ですでに持ち点が5,500点しかないという、恐ろしい「毎局の支払い地獄」を体験。

しかし、7万点持ちのガリバーになんとか一矢を報いなければと思った五本場に、超美しい「昭和手順」で倍満をツモ和了る事に成功(後編に掲載)。
ASAPIN氏に8,500点親っ被りさせて、自身も2万点台に回復。

その後、東三局で親のへびいちご高橋さんが6,000オールツモ和了、さらにASAPINの点数を削る(僕も削られますが…)。

ちなみにここまでの間、一方的にみんなの「養分」にされていたケチャップ河合くんだが、この後、満貫ツモ、親での5,800+300と順調に借金返済を済ませ箱下精算だけは免れた。

時間切れオーラスは、なんと東四局二本場で、とうとう南入できず。

オーラス、僕は二着目のへびいちご高橋さんに9,300点差の三着。5,200直撃か、満貫ツモか、ハネ満出和了り条件。この条件を美しい(?)手なりリーチ & 余計なハネ満ツモでクリア。なんとか二着に収まる。あ~、良かった良かった。
ちなみにこの半荘の平均和了点は、10,036点でした。高い!怖い!

さあ、最終四回戦。
最終戦の対戦相手は、sugiさん、織田聡史さん、棟広良隆さん。

僕は毎回、棟広さんにいいようにやられている感じがするので、なんとか一発カマしたいところであるが、今回も僕が七対子で受け替えをするとそれが棟広さんの七対子の和了牌だったりと、またもや裏をかかれている。どうにも良くない。

棟広さんの親リーチに対抗して「自風暗刻だけリーチ」を意地で敢行。なんとかツモって裏3のハネ満に仕上げるが、これが最後の花火でした。

そして、今回の本当の敵はsugiさんでした。sugiさんがガンガン和了って、ガンガン連荘。時間切れオーラスは南一局四本場。
僕は二着目でしたが、三着の棟広さんまでは1,500点差(ちなみにラスまででも4,400点差…)という薄氷の二着。
ここで僕は、自分で決着をつけようとして、親に痛恨の振り込み。またもや棟広さんの後塵を拝する事に…。悔しい!あとちょっとだったのに!


結果、この日は1-1-2-3のラスなしでフィニッシュ。ポイントは49, 47.9, 6.8, -25.9の77.8。総合ポイントでも一応トータルプラス(+43)に転じました。

しかし、本当に悔しい4回戦。
この日の全体成績は4位でしたが、なんと表彰状圏内の3位との差は0.5ポイント。つまり、500点だったのです。そう言う意味でも本当に悔やまれる4回戦となってしまった。


さて、本当ならこの後に「印象に残った局」をつらつらと書くはずなのだが、今回あまりにも文章が長いので、ここらでレポートは一旦打ち切り。また日を改めて続きを書くことにします。

では、また!
是非、後編の(2)も読んで下さい。

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