2016年4月14日木曜日

ボブ・ディラン週間終了のお知らせ

みなさまの多大な協力のもと、無事「ボブ・ディラン週間」が終了致しました事をここにご報告申し上げます。
ご協力、誠にありがとうございました。

ここで少しだけ大阪公演の事に触れてみたいと思います。

フェスティバル・ホール正面の長い階段
アンコールではこの階段をディランが歌いながら降りてくるという演出。
今回のショーのまさにクライマックスだ!(嘘)


まず、今回は全席指定のフェスティバル・ホールという事と、直近のアルバム内容から考えて「じっくり聴かせるタイプ」のライブ構成になるだろうなと予想。
もともと旧フェスティバル・ホールはどこの席からでも舞台が見やすく、そして驚異的に音響が良いホールだったし、新ホールになってからも悪い噂は聞かない。

なので、今回はあえて先々行も先行予約もせず、じっくり待って、売れ行きを確認しつつ一般で買ってみた(毎日残席数の概数を確認していた)。

ライブハウスツアーなら先々行抽選予約で是が非でもチケットを取らないと「いい場所」には入れないが、フェスティバル・ホールなら大丈夫だろうと、新ホールの性能に期待し、賭けてみたのだ。

そしてこれは、結果的に大正解だった。
特に二日目は、音響的に基準となるホールのちょうどど真ん中の席で、超ラッキーでした!

実際のライブはと言うと、初日(11日)のどアタマ一発目の "Things Have Changed" を聴いた時、もうこの時点で元が取れたと思いましたね!それ程、ディランの声も、バンドとの一体感も、ホールの音響もすべてが素晴らしかった。
二年前のZepp Namba以上のレベルのものはなかなか難しいだろうなと勝手に思っていたが、それをあっさりとクリアしていった。ホントに恐れいりました!

そして、セットリストの曲はと言うと、ほとんどが2000年以降に発表された曲ばかり。古い曲だけやってもお客さんは喜びそうなものなのに、それをしない。
今年75歳なのに、あの現役感はなんだろうか?
本当に信じられない。

さらに日程も現役感が溢れる。
4月4日から28日までの日本ツアーで都合16公演なんて……。
正直、仙台公演から中一日で大阪三連荘だけでも相当しんどい。若い人でも「ダルい~」とぶーたれる気がする。
それを74歳がしてる訳だよ。いや、ホントに凄い話だ。

ちなみに、今回のセットリストは本当にどの曲も素晴らしくハズレなしなのだが、個人的に「この一曲!」と言えば、やはり本編終了を告げる "Autumn Leaves" に尽きる。
コレ、泣けます。

ま、そんな訳で、感心したり感動したりの三日間でした。本当に完全に堪能させてもらいました!
次回がいつになるのか判らないけど、今から楽しみです(二年後かな?)。

以下は余録。

ファンにとってはこれも残しておきたいものなのだ。

だからみんな写真に撮っちゃう。

表の案内板でも記念撮影をする人が続出
僕は一人だったので撮れませんでした(笑)

追加公演でのSS席の「記念品」
バイト君がPhotoshopで作ったんでしょうか(笑)
「ビップ」も酷いし普通は「'16」だぜ?

グッズは各所で評判の「湯のみ」だけ購入
チロルチョコに次ぐ「攻めグッズ」だ!

このレコードバッグ、高いけど良いな~とか思ってたら
わりと早くに売り切れた様子。
買っといたら良かったかな?

名古屋、東京、横浜のみなさんも、最高のボブ・ディラン体験を堪能出来ることを心より願っております。どうぞ盛り上がりますように!

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