2011年8月12日金曜日

香港から中国・シンセンへと


写真語り(15) 香港 → シンセン 2004年

「シンセンのセンは土偏に川」

一泊二日の香港を後にして、本来の目的地であるシンセンへと移動。
僕としては香港に留まりたかったが、大会へのエントリーも済ませてあったのでそんな訳にもいかない。
香港とダマしてシンセンの大会へと誘った先輩マジシャンが憎い限りだぜい。

シンセンは香港の北にある中国の経済特区。
お金を産む街であり、お金持ちになりたい人がやってくる街。とても発展している街であり、そして未だに成長を続けている街。
最近のトピックスで言うと、iPadに似たAndroid端末は、だいたいこの街から出荷されていると考えてまず間違いない。そんな街。

一緒にシンセンの大会へ行く香港のマジシャン軍団とバスをシェアして、ホテルから大体一時間、県境(国境?)の「落馬洲出入境管制站」という、なんかゲンの悪そうな名前の入管センターに着く。

ここで同乗のガイドさんがいろいろ注意。
曰く
「係員には絶対に逆らったり、からかったり、変なことをしないで下さい」
「係員の言うことは絶対に守って下さい」
「ちょっとでも怪しまれるような変な行動はしないで下さい」
「カメラには絶対手を触れないで下さい」
「法輪功のチラシを持ってると入国出来ません。もし持ってたら捨てて下さい」

どうも、ちょっとでも怪しまれたり係員に目をつけられたりすると、何時間でも入国審査を遅らせて待たせるような事があるらしい。

怪しい人物を排除するのは国境警備・入国審査の基本だが、これはそのような理念ではなく、係員の胸先三寸で「お前気に入らんから、列から出て立っとけ」みたいな事があるそうな。
つまり、怪しさを晴らすための審査や尋問もしてもらえず、ただ列の外で何時間も立たされ続けるという、体育会系のイジメみたいなのが平然と行われているとのことなのだ。

乗員が一人欠けても出発できないバスでこれをされるととても困るので、ガイドさんも必死だったのだろう。何度も何度もしつこいぐらい注意を繰り返す。

おかげで全員一発で審査OKだった。

「入境・出境カード」

しかし、せっかくバスからカバンを全部下ろしたのに、「X線検査装置が壊れてる」と言うことで、「持ち物は検査なし」になったのはどういった事だ?
まあ、マジシャンの持ってる荷物は大概怪しいモノが多いので、目視検査になったら大変な事になっただろうなとは思うけど。

「入境所のバスターミナル」

約40分かけて中国に入境。一国二制度は便利でもあり、不便でもある。

中国側に入ってからは、車は右側通行になる(香港は左側通行)。
なので、シンセンと香港を繋いでいる幹線道路は、ここでダイナミックに対面通行が入れ替わる。車窓の眺めを楽しみたい方は、香港ではバスの左側、中国ではバスの右側に座りましょう。

そんなこんなで、いよいよシンセン。

次回は「世界魔術交流大会・中国シンセン場所

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