GPC = Good Players Club |
2月11日は、GPCのグランドチャンピオンカップでした。
結果はまあ、2-1-2-3 で決勝卓に進めず総合9位ということでしたが、納得してますし、満足してます。
ちなみに、大会を通じて2回役満が出ましたが、そのどっちも僕の卓でした。ああ、怖い。
内容について、今回はほぼ全編に渡って詳細な記録が残っているのですが、説明しだすとムチャクチャ長くなるので、ちょろっと触れるだけにとどめます。
現王者ASAPINから代表へトロフィーの返還 |
一回戦:
対戦相手(敬称略)
ヴィーナス(千葉リーグ・東)
みる姉さん。(大阪リーグ・西)
よしとみん(東京リーグ・北)
どあたまの東一局から満貫を和了れる幸先の良いスタートで、その後も手が結構入る。ただ、リーチをかけた後からドラを何枚も引いてくるので、若干の気持ち悪さはあった(笑)
南場の親の時点で48,100点あったので、正直「勝てるぞ~」と思ってましたけど、南三局、それまで苦しそうだったみる姐さん。が親リーチ。
ドラ八索
ここから高目の六索をツモ。裏ドラが七索のハネ満(6,000+100 オール)。
キレイにひっくり返されました。あらま。
なかなか一筋縄では勝たせてくれません。
そんな二着。
二回戦:
対戦相手(敬称略)
川上宗次郎(関西リーグ・東)
ウラン(関西リーグ・南)
あしかわ(東京リーグ・西)
唯一記録の撮られていない対局です(カメラが止まるという)。
東京リーグのあしかわさんが「俺だけ東京だなー」とポツリと仰ってました。そして対戦は、そのあしかわさんにとても厳しいモノになったのです。
どの時点だか忘れましたが、この二回戦で僕は四暗刻を和了り、この役満による大量得点をバックボーンに「オーラスのラス親で時間の許す限りかっぱぎ続ける」作戦を敢行、三連荘で最終的にあしかわさんを「二万点貸しな!」にまで追い込んでしまったのです。ヒドい!
ちなみにこの半荘では、
ドラ七索
(伏せてあるのは確か字牌)
この形の七対子ドラドラから、七筒をツモってノータイムで二盃口テンパイに取り、そして、下家の索子のホンイツにドラを打ち込むとかもやってます。ヒドいぞ!
この時、対局場に最高位戦関西の友添さんが着てたので、こんな変化を見られたら殺されるんじゃないかと思いました(笑)
でもまあ、二盃口命という事で。
という感じで二回戦は役満の勝利!
三回戦:
対戦相手(敬称略)
大石茂(九州リーグ・東)
たいちゃん(四国リーグ・南)
ひぐたん(東京リーグ・西)
三回戦が始まる前にババ副代表から順位の発表があり、僕とたいちゃんさんは、お互いに潰し合わないといけない間柄だと判りました。ただ、直接のライバルが目の前に居るとしても、麻雀は敵が三人なので、そこへのケアも忘れてはならない。みんなもデカいトップをとれば、まだまだチャンスはある訳だし。
そして、そんなデカいトップが出るんですよ~。
大石さん、国士無双です |
こうなっては、僕もたいちゃんさんも二着目を目指すしかないが、オーラスで二人の点差は「テンパイ・ノーテン」でひっくり返る差しかない。
最後はラス目のリーチに対して「和了って流す、もしくは流局時テンパイを狙う(たいちゃん)」か「面子を中抜きしてでもベタオリし、相手の自滅を待つ(テツロー)」のどっちの作戦を採るかで明暗が別れました。
三回戦はギリギリの二着。
疲れた……。
四回戦:
対戦相手(敬称略)
コロ(名古屋リーグ・東)
sugi(関西リーグ・南)
にし(千葉リーグ・北)
この四回戦をある程度のプラスで終える事で十分決勝卓のチャンスがあった訳ですが、前述の通り、それは果たせなかったのですよ。
そして、この四回戦はとても場が重く、打ってて超シンドかったです。
ラス親で三着目だった僕は「なんとか連荘してせめて二着になるのだ!」と、決死の喰いタン攻撃でリーチ者に向かっていきますが、結末はリーチ者の「オナテン頭ハネ」で連荘出来ず、でした。
ここが一番心の折れた瞬間でしたね~。
よりによって頭ハネかいな~って。
ということで、決勝進出を断念させる三着でした。
僕のグラチャンはこれでオシマイ。
決勝戦は
ぐちおさん(四国)
とうちゅうさん(関西著名人)
うえすぐさん(千葉)
みる姐。さん(関西)
の四名で争われました。
決勝を解説する梶本琢程(左)、片山代表(中)、ASAPIN(うんこ座り) |
決勝を観戦する参加者 |
そして、優勝は最後の最後で劇的な逆転を果たした関西著名人リーグ代表のとうちゅうさんになりました!
ちなみにとうちゅうさんは、片山先生が獲得していた「関西著名人リーグでの代表権」を放棄したため繰り上げで代表になったんだけど、決勝前に片山先生はその経緯を説明しつつ「"補欠くり上げ、追い風ポールポジション(オカルトシステム No.99)" があるよ!」と予言されてました。
いやホントに、オカルトシステム健在なり!でしたね。
(オカルトシステムが判らない人は「牌賊!オカルティ」を読もう!)
よく考えたら、ウルトラクイズの時も敗者復活から這い上がって決勝へ行ったんだよね~。とうちゅうさん、勝負強いわ。
前王者から現王者への禅譲の様子を捉えた貴重な写真 |
という事で、第六回グランドチャンピオンカップは終了。
システムの都合上、ほとんどの方とは同卓出来なかったんですけど、また次の機会がありましたら、その時はどうぞ宜しくお願いします。
ではまた、来年大阪でお会いしましょう!
追記:
唯一ビデオの止まっていた対局で和了った役満を、静岡リーグの運営の方が撮っていて下さいました。ありがとうございます!
この時だけビデオが止まるだなんて「運が良いんだか悪いんだか訳が判らん」日です。
いやホントに、持ってるんだか、持ってないんだか。
追記:
唯一ビデオの止まっていた対局で和了った役満を、静岡リーグの運営の方が撮っていて下さいました。ありがとうございます!
この時だけビデオが止まるだなんて「運が良いんだか悪いんだか訳が判らん」日です。
いやホントに、持ってるんだか、持ってないんだか。
向町テツローさんの四暗刻!!— GPC関西事務局 (@gpc_kansai) 2016, 2月 11
(撮影:静岡リーグ運営 きゅ〜さん) pic.twitter.com/lSsvkEcXf7
ちなみにこの四暗刻も、配牌から一直線で四暗刻を狙ったとんでもない手順だったので、友添さんに見つからないように静かに和了ったのだ(笑)
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2 件のコメント:
こんばんは。GPCグラチャンお疲れさまでした!
まさに「追い風ポールポジション」&追い風増し増しファイナルラップでした。
それにしても大会通して2回だけの役満に2回とも遭遇なさるとは、
『持ってる』以外の何者でもありませんねw
あと、ASAPINさんの土下座の素早さに、
お人柄とノリの良さを感じる一枚。
永久保存させていただきます。
寡聞にして初めて拝見しましたが、まるでマジックのように読ませるブログですね!
これからも楽しみにしています。
チャンピオン自らこのブログに訪問して下さり光栄の至りです。
優勝、本当におめでとうございます。
最終局であの日の全てを掻っ攫って行く、次元の違うファイナルラップでした(笑)
写真もどうぞご笑納下さい。
あと、クイズ王に「寡聞」と言われると、我々市井の人間など一体なにを知ってるんだとモジモジしてしまうので、やめて下さい(笑)
では、今後もどうぞ宜しくお願いします。
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