2015年6月22日月曜日

最高位戦関西第40期(前記)リーグ戦 C2/C3最終節

朝起きたら、まずこんなツイートが目に入ってきた。

このブログで何度も取り上げている ”プロ雀士(すずめし)芸人" 高原ユウスケのツイートだ。今期、調子の悪そうなツイートが多いなと思ってたら降級の危機にさらされているようだ。

どれどれ、どれぐらい危機なのかな?


最終節一回戦を終えて一つ順位を上げている。最高位戦はオカのないルールだから、ちょっとシンドいかも知れないが、このポイント状況ならまだ降格圏からの脱出は全然可能である。だってあと3回戦もあるし。

普通はそう思う。
誰だってそう思う。

でも、僕はそう思わなかった。

公式結果の発表からわずか30分後、僕は支度を整えて高原の居る西中島「大三元」へ向かっていた。こんなツイートを残して。

そう!すでにこの時、僕は高原が降級するであろうことを、ある種確信に近いカタチで察知していたのだ。
人の不幸にはウルトラ敏感!

あと、高原以外にも藤本理澄(りずむ)がC3リーグで優勝しそうなので、それも観に行くつもりだったんですけどね。
人の幸せにもある程度敏感!

そんな訳で「大三元」

大三元に着くとちょうど高原の三回戦が終わったところだった。
高原は僕のところに来て二言三言世間話をしたあと、「チョンボしてしまいました……」と言った。

最終節のこの一番負けられないところで、山を崩すという大チョンボ。
「今までフリーでも一回もやったことないのに……」と高原。
壁牌を押し出すとき、上山だけを押してしまう格好になり、結構な数がバラバラと落ちたそうだ。

そんな訳で三回戦終了後はこんなスコアになっていた。


やっぱり、予感的中。
とうとう最下位にまで順位を落とした。
ま、死に水を取りに来たんだから、仕方がない。でも、最終戦まできちんと見させてもらいます。

さて、最終戦というのは、いわゆる「業界の一番長い日」。
かなり厳粛でピリピリしたムードになってました。なので、今回は対局中の写真撮影はNG(引きの写真もNGでした)。写真がなくて申し訳ないですけど、代表の新津潔さんも立会人として参加されておられました。

今回は僕も、遠目から寡黙にジッと観戦のみ。

結局、高原は最終戦もマイナスで締めくくって最下位でC2を陥落。
前期はC3で優勝してC2に駆け上がり、今期は最下位でC2を去る。
一期で上がって、一期で去る。
トップで上がって、最下位で去る。
なんとまあ、浮き沈みの激しい麻雀人生だろう。

泣いてるような、笑ってるような複雑な表情の高原


そして、第40期前期C3は、トップを走っていた藤本理澄(りずむ)が、ちょっとだけポイントを削ったが、そのままぶっちぎりで優勝。来期は昇級してC2リーグとなる。

思わずガッツポーズにも力が入るC3優勝の藤本理澄(りずむ)


高原と藤本は第39期(後期)の同期。
前期、二人がC3だった時、高原が順調に勝ち星を重ねてそのまま後期優勝でC2に昇級したのに比べて、藤本は出だしからずっと調子が悪く、下位グループに埋もれ、なんとかギリギリで降級点を免れて生き残った感じだった。

それが今回、全く逆の立場でこの二人がC3-C2を入れ替わるのが、ちょっと面白い。

高原は来期復活出来るのか?
さまざまなシード権を得た藤本はこれを機にさらに飛躍するのか?
とりあえず、このブログではこの二人をこのまま追っかけてみたいと思います。

あ、そうそう、コレ大事なんでブログにも載せておかないと!



高原がいつ自分のプロフィールを "関西C3リーグ" と書き直すか、みんなでチェックしよう!!(2015年6月22日0:00現在、まだ直してない)

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