2011年10月21日金曜日

中国から見た外国


写真語り(27) シンセン 2004年

今回は、シンセンで見た西洋文化にちょっとだけフォーカス。そんなにないし。

「スパイダーマン2」

この時やってた映画は「スパイダーマン2」。見ての通りあっちでのタイトルは「蜘蛛侠 -第2部-」。
蜘蛛侠って書くとなんとなく極道っぽい雰囲気が漂います。

これを見て”第二部”と書かずに、アラビア数字を使って”第2部”と書くのかと、ちょっと意外に思った。よく見ると漢数字は使われていない。そんなものなのかねぇ。

「ケータイだって売ってるぜい」

ホテルの近くにあったデパート(?)。モトローラのケータイをやかましく宣伝していた。
このケータイはディスプレイ部分を回転スライドさせることによってキーパッドが現れるという構造になっていて、その部分をプッシュするために「モトローラ(Motorola)のローラを回転のRollという地口に利用し、それを漢字に置き換えた上に、さらに回転部分がディスプレイなので旋回の"かい"を耀(かがやく)に置き換えてみました」という、国際感覚豊かで気の遠くなるようなダジャレを展開していた。
誰が判るんや、これ?

「F1だって走ってるぜい!」

我々がシンセンに居る時、ちょうど上海では中国で初めてのF1GPが開催されていた。
上の写真は日曜日(決勝)朝のスポーツ新聞(?)。
バリチェロが予選1位通過でしたね。この時のバリチェロは速かった。

この新聞は人通りのあまりない公園の片隅に貼り出されていたものだが、これを見入ってる人は誰も居なかったし、街の中も「今、中国でF1やってまっせ」的な雰囲気は微塵も感じられなかった。

「中国GP決勝結果」

そんな訳で私はマジックの大会参加をほっぽり出して、ホテルでずっとF1の決勝を観てました。
チーム名も個人名もすべて漢字なので佐藤琢磨以外は読みにくくて仕方がない!
ちなみに佐藤琢磨はこの時決勝6位。エライ!

外国文化でも、とりあえずなんでも漢字で書いてしまう、そんな中国でした。

次回は「中国で見た日本のモノ

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