とりあえず、
みなさま、明けましておめでとうございます!
今年もどうぞ宜しくお願いします!
と、ご挨拶をば。
2017年の幕開けは、毎度の通り元旦のラジオで始まり、3日に昼寄席8公演、7日に事務所ライブ、10日にもう一度昼寄席8公演と、自分としては忙しい10日間でした。
さて、お正月の話題とは全く関係ないのであるが、なぜか年明け早々からボクシングのビデオをかなり大量に観ていまして、で、観ているうちに昔からロッキー・マルシアノについて気になってる事柄があったのを思い出し、それらについてつらつらと色々調べたりしていたら、ちょっと面白いモノが発見出来たので、それを新年一発目のブログで発表したいなと、そう思った次第です。はい。
【知らない人への補足】
ロッキー・マルシアノは、ボクシングのヘビー級史上唯一、引き分けなしの全勝(49戦49勝)でチャンピオンのまま引退した伝説のボクサーなのである。
で、個人的にロッキー・マルシアノで気になってること
【知らない人への補足】
ロッキー・マルシアノは、ボクシングのヘビー級史上唯一、引き分けなしの全勝(49戦49勝)でチャンピオンのまま引退した伝説のボクサーなのである。
で、個人的にロッキー・マルシアノで気になってること
- 当時、彼のその強力なパンチを指して「ブロックトンの高性能爆弾(爆薬)」というアダ名がついていたそうだが、「高性能爆弾(爆薬)」という長ったらしい名称は一体なんなのか?
- ある試合で相手選手を一撃でK.Oしたパンチが「スージーQ(Suzie Q)」という愛称で呼称されているのだが、この「スージーQ」とは何なのか?
- 彼が引退に際して言った言葉
これらを調べてみた。
まず、(1)はすぐ解決した。
日本で言うところの「ブロックトンの高性能爆弾(爆薬)」は、原語では「The Brockton Blockbuster」と言い、要するに ”ブロックトン・ブロックバスター” という地口(言葉遊び)なのだ。
”ブロックバスター” は第二次大戦でイギリス軍が使った「街の1ブロックをまるごと破壊する」爆弾の事。彼の住んでいた街(ブロックトン)と語呂も似てるし、彼のパンチの破壊力も比喩的に表現出来るので「こら、ええわ」と駄洒落的に定着したのでしょう。
そして、それが日本に入ってきた時、「ブロックバスター爆弾」をどう訳すか考えて「高性能爆弾」にしたんでしょうね。
そして、それが日本に入ってきた時、「ブロックバスター爆弾」をどう訳すか考えて「高性能爆弾」にしたんでしょうね。
はい、解決!
次に(2)。
まずは、実際のパンチを観てもらおう!
この「最後から二番目」のパンチが「スージーQ」で、K.O勝利の直接の要因となったパンチなのである。
が、"スージーQ" って一体なんなのだ?
"Suzie Q" というダンスの基本ステップがあって、その動きとパンチの振りが似ているから、という解説もあったが、個人的には、似てるのかどうかは正直良く解らなかった。
そもそも、”Suzie Q” の語源はなんなのだろうか?
それすらも解らなかった。
という事で、これは解決出来ず。
誰か知ってる人、教えてください。
最後に(3)。
これは、彼が引退する時の「名台詞」とされているモノなんだけれども、これがまた今まで読んだ中では、表記にさまざまな揺れがあって
「もはや(強さを)証明する事はない」
「もうリングで(強さを)証明する必要はない」
「もう(強さを)証明出来る相手がいない」
「もはや戦う相手が居ない」
などなど、色んなバージョンを見た。
これらのどれが一番 ”原典” に近いのか?
それを調べてみたのだが……?
なんと実は、これらに近い英語の表現はなにも発見出来なかった。
検索の引っ掛け方が悪いのかも知れないが、”引退っぽい場面” を臭わせる言葉は
I don't want to be remembered as a beaten champion.
と
I believe, in my prime, I could have fought with anybody alive.
の二つしか見つけられなかった(いずれの発言も日時不明)。
この「引退時の名台詞」は、日本語でロッキー・マルシアノが紹介される際には、必ずと言って良いほど引用されるぐらい有名なモノなのに、海外のサイトでは引退については日時以外、ほとんど言及されていない。なにかこの辺もちょっと不思議だ。
日本語で表記されている「強さを証明する相手が居ない」や「戦う相手が居ない」という言葉の出典は一体なになのか?いつの発言なのか?
逆に疑問が募る結果となってしまった……。
これについてもご存知の方は教えてください。
2017年5月25日追記:
柔道家の猪熊功さんが引退に際して「戦う相手が居ない」と言ったという記述がWikipediaにありました。ロッキー・マルシアノとの関連性は不明です。
(猪熊功さんの引退は1965年、ロッキー・マルシアノは1956年での引退)
さて、番外篇。
だけど、今回のメイン(笑)
上記のロッキー・マルシアノの言葉を探している時に、マルシアノの面白い発言を見つけた。
元王者のジョー・ルイス戦を前にリポーターが「勝てると思いますか?」と訊いたところ、こんな返事が帰ってきたそうな。
That was a fucking dumb question. If I didn't think I was gonna win, why the hell would I be fighting?!
(それは下らない質問だ。勝てると思ってないなら、なぜ戦えるんだ?)
これを読んで思わずニヤリとしてしまう。
これは、アントニオ猪木さんと同じ答えだ!(表現の仕方は「逆」ですけど)
もしかしたら、猪木さんはマルシアノのこの発言を知っていて、軽くなぞったのかも知れないですね?
猪木さんの発言は以下の動画でどうぞ!
が、"スージーQ" って一体なんなのだ?
"Suzie Q" というダンスの基本ステップがあって、その動きとパンチの振りが似ているから、という解説もあったが、個人的には、似てるのかどうかは正直良く解らなかった。
そもそも、”Suzie Q” の語源はなんなのだろうか?
それすらも解らなかった。
という事で、これは解決出来ず。
誰か知ってる人、教えてください。
最後に(3)。
これは、彼が引退する時の「名台詞」とされているモノなんだけれども、これがまた今まで読んだ中では、表記にさまざまな揺れがあって
「もはや(強さを)証明する事はない」
「もうリングで(強さを)証明する必要はない」
「もう(強さを)証明出来る相手がいない」
「もはや戦う相手が居ない」
などなど、色んなバージョンを見た。
これらのどれが一番 ”原典” に近いのか?
それを調べてみたのだが……?
なんと実は、これらに近い英語の表現はなにも発見出来なかった。
検索の引っ掛け方が悪いのかも知れないが、”引退っぽい場面” を臭わせる言葉は
I don't want to be remembered as a beaten champion.
と
I believe, in my prime, I could have fought with anybody alive.
の二つしか見つけられなかった(いずれの発言も日時不明)。
この「引退時の名台詞」は、日本語でロッキー・マルシアノが紹介される際には、必ずと言って良いほど引用されるぐらい有名なモノなのに、海外のサイトでは引退については日時以外、ほとんど言及されていない。なにかこの辺もちょっと不思議だ。
日本語で表記されている「強さを証明する相手が居ない」や「戦う相手が居ない」という言葉の出典は一体なになのか?いつの発言なのか?
逆に疑問が募る結果となってしまった……。
これについてもご存知の方は教えてください。
2017年5月25日追記:
柔道家の猪熊功さんが引退に際して「戦う相手が居ない」と言ったという記述がWikipediaにありました。ロッキー・マルシアノとの関連性は不明です。
(猪熊功さんの引退は1965年、ロッキー・マルシアノは1956年での引退)
さて、番外篇。
だけど、今回のメイン(笑)
上記のロッキー・マルシアノの言葉を探している時に、マルシアノの面白い発言を見つけた。
元王者のジョー・ルイス戦を前にリポーターが「勝てると思いますか?」と訊いたところ、こんな返事が帰ってきたそうな。
That was a fucking dumb question. If I didn't think I was gonna win, why the hell would I be fighting?!
(それは下らない質問だ。勝てると思ってないなら、なぜ戦えるんだ?)
これを読んで思わずニヤリとしてしまう。
これは、アントニオ猪木さんと同じ答えだ!(表現の仕方は「逆」ですけど)
もしかしたら、猪木さんはマルシアノのこの発言を知っていて、軽くなぞったのかも知れないですね?
猪木さんの発言は以下の動画でどうぞ!
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