9月9日はGPC関西著名人リーグの第六節でした。
後半ラストスパート開始の節。この辺りで節優勝を一度でもしておかないと、上位進出は難しい。踏ん張りどころの残り四節。なかなかアップダウンの激しい一日で大変でした。
ここでは、点数移動を中心にその日の内容を軽く書いておきます。
一回戦:
対戦相手は、釘バットさん、加藤哲郎さん、黒岩悠くん。
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点数移動表 (赤字はリーチ、水色は流局) |
東一、二局は、どちらも一向聴から押して、相手のテンパイに即振り込んだ格好。特に東一局は手牌が不格好だったので、大人しくしておくべきだったかも…。
それと、手にならない時「どのようにしてラス抜けの材料を見つけるか?」というのを、今後の真剣に考えるテーマにします。じゃないと、ダメな時に単なる ”地蔵” になってしまうので。いや、ホントに。
一回戦結果:ラス
二回戦:
対戦相手は、水野修さん、ブリーフ男爵、キャル林田さん。
この半荘のテーマはどう考えても「ストップ・ザ・ブリーフ男爵!」な訳で、今期ここまでラスのないブリーフ男爵になんとしても土を付けたい。
対局自体は2度の満貫ツモと親での2,600オールで楽な展開だったが、しかし、こちらの攻撃に対してブリーフ男爵は一度も振り込まない。奴の素点を削らないと意味が無いのに!ちくしょう!
ちなみに、ブリーフ男爵がガチガチの鉄壁ディフェンスかと言うとそうではない。むしろ裸単騎まで駆使する超無謀型の攻撃スタイルで、まさに ”リアル放銃牌が避けて通る男” なのだ。やはり一度死の淵を彷徨った人間は強い、という事なのか…?
という訳で今回も土を付けれず…。
直対の機会がほとんど無いので、今回マイナスを押し付けられなかったのは、ちょっと悔しかった。
二回戦結果:トップ
三回戦:
対戦相手は、棟広良隆さん、ベースマンガン・中矢、あさぴん天鳳位。
この組み合わせ、やはり注意すべきは、毎回こちらの裏をかいてくる棟広さん。そして、天鳳位のあさぴん氏だ。先日、関西最高位戦の第一期プロテストに堂々落ちた漫才師ベースマンガンの中矢は、とりあえず放っておいて良いだろう。そう思って対戦したら、この中矢が超面倒くさい!
東二局、棟広さんの「北+ドラ3」というダマ満貫に振り込んだ以外は、軽く仕掛けていなしたり、人のリーチに被せて和了るなど絶妙に嫌な攻めを見せる。おかげで僕のリーチは全部空振りました(この半荘一回も和了ってない…)。
個人的には、なんと言っても「ツモ和了り」が多いのがこたえました(7回和了中5回ツモ和了り)。中矢はやらしい奴です。
そのやらしい中矢、時間切れオーラス南三局三本場も余勢を駆って、我々を見下した感ありありの「ぶっち切りの五万点リーチ」を敢行。そしてあっさりツモ。
薄皮のラス争いをしていた僕は、親の中矢にツモられたおかげで、ラスのままで終了。またもや棟広さんの後塵を拝することになってしまった…。
三回戦結果:ラス
四回戦(最終戦):
対戦相手は、カルピス北川、sugiさん、織田聡史さん。
この半荘は、いきなり僕の8,000オール、2,600オール(+一本場)、7,700点(+二本場)から始まり、後は小場で回ったので、展開的には楽でした。
東一局の親倍ツモは、ゴミのような手が裏ドラによって大きくなってカンバックサーモンという形なのであまり嬉しくないですが、リーチに行った判断は間違ってなかったので、そこの部分は個人的には評価してます。
四回戦結果:トップ
第六節結果:
そんな訳で第六節は「ラスになる → トップで取り返す → またラスになる → 大トップで取り返す」というイタチごっこタイプの「4-1-4-1」でした。大味な麻雀だな、おい。
ポイントは、-49.2、 64,3、 -48.2、 85.6の +52.5。
総合ポイントも +95.5 と、ようやく 100 point 圏内が見えてきた!
残り三節の結果次第では、決勝大会出れるかも?
一応の希望は見えたね!
ちなみに今節も僕は四位でした。
しかも、三位の棟広さんにたった「2 point (2000点)差」の四位。
前節も 0.5 point(500点)差で四位やったのに…。
そ・し・て!
第六節の優勝者はコイツ!
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第六節優勝者のベースマンガン中矢と プレゼンターの美しい中川由佳梨プロ(連盟)※1 |
フラッと来て優勝をかっさらって行くとは、このボケナスめ!
俺なんか去年から全節参加してまだ優勝したことないのに!
あ~あ。
……。
とにかく来月も頑張るしかない。
来月もシステムに磨きをかけて挑戦するぜい!
※1 中川由佳梨プロには「美しい」の冠詞が必要と、この日、中川プロ列席の打ち上げの席で閣議決定された。
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