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2026年10月7日水曜日

Adobe に対する「クローンの攻撃」

 10月に入って、アドビ(Adobe)への苛烈な攻撃が始まっている。

「Photon Studio」と「Photo Craft」という今までにない精巧な無料のPhotoshop クローンが現れたのだ。

特に「Photo Craft」の開発元である ArtCraft は、Photoshop だけでなく Illustrator, InDesign, Premiere Pro, After Effects, Light Room, Acrobat のクローンを全てリリースしてきた。それも Windows版、macOS版、Linux版と主要な3つのプラットフォームに向けて、である。

これは今までにはなかった出来事だ。

想像するにこれは、アドビのソフトを逆アセンブルし、そこで得たソースコードを Rust に変換して「これ、オープンソースですねん」という顔をしているのだろう。もちろん逆アセンブルや Rust への変換には A.I のパワーがフルに活用されている事は想像に難くない。

ArtCraft はすでに主要ソフトのソースコードを GitHub に公開している。なぜならこれらのアプリケーション群は、「オープンソースの顔」をしているからだ。

こういったソフトの存在が倫理的にどうなのかとか、明確に犯罪なのではないかといった議論はさておき、今回アドビにとって本当に気の毒だったのは、あまりにも「アドビ憎悪(ヘイト)」が世の中に溜まり過ぎていて、このような事態に際してもアドビを擁護する意見がほとんど見られなかった、という点である。

無論、アドビは静観しないだろう。今後、アドビは契約している弁護士を総動員してこれらの「Adobe クローン」を徹底的に潰しにかかるはずである。

大げさに言えば、もしアドビが負けてしまえば、今後のプロプライエタリなソフトウェア開発に絶滅級の巨大な一石を投じる事になる訳で、ことはアドビ一社の問題だけでは到底済まないのだ。

今、アドビ憎しで「ザマミロ&スカッとサワヤカ」な冷笑をしている人も、実はその辺は解っているのだと思う。

ただ、その辺の事情をみんな理解してもなお、圧倒的に、ぶっち切りに、世の中は「くたばれアドビ!」な様相を呈しているのだ。

老婆心ながら、アドビも今やっているような「一円も取りこぼさない」的なサブスク商売は辞めて、せめて10年以上前のソフトは使い切りで無料公開か格安で提供した方が良いと思いますよ? 貴社はユーザに対する「ガス抜き」がなさ過ぎるんですよ。

ともかく、今後のアドビの対応は見ものですね。

僕は単なる第三者なので楽しく見させてもらいます。


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