2014年10月28日火曜日

GPC関西著名人リーグ 第七節

GPC = Good Players Club


久しぶりのブログ更新だな~。10月は妙に忙しい…。

さて、27日にGPC関西著名人リーグ第七節があったので、参加してきました。
詳しい内容の前にまず、前回の第六節終了後の順位をおさらいしておきましょう(総合プラスの人のみ)。

第六節終了後の順位
(赤い※印はプロ)


前節僕は「バンザイ突撃モード」で準優勝。これで東京行き(グランドチャンピオン大会参加)も現実味を帯びてきた。
しかし、ポイント的には全然安泰できないし、総合一位、二位とまだまだ離れている。もっともっとポイントを稼がねばならない。守ってなんかいられないのだ!

つまり第七節も作戦はこれだ!
今回は、総合一位、二位、三位の三人が揃って「ポイント確保モード」で休むため、かっぱげるならここでかっぱいで差を少しでも詰めておきたいところだ。

では対局を振り返ってみよう!

第一回戦:
対戦者は、黒子くっしー、匿名希望氏、黒子sugi。

黒子ばっかりやん。
しかも、この面子、全員が相当強いという嫌な卓。一回戦目がこれではシンドイ。

手は良くはないが、しかし、遠くに役が見える手が何度も入った。
おかげで、わっしょいわっしょいと役を狙いにいってる間に黒子の両氏がぼっこんぼっこん和了る。手役派の遅さ、ここに極まり!

しかし、僕より調子が悪いのが匿名希望氏である。

「全然手にならん!」
「ひと面子も出来ん!」
「俺だけ全然和了ってない!」

とボヤくボヤく。
そして、ある局でリーチを敢行。

「やっとテンパった!リーチ!今日初めてのテンパイやわ!」

このリーチは全員が受けに回って静かに流局。
件の氏は、手を開けてテンパイを示し、そしてやおら裏ドラを確認。そこには七萬が鎮座していた。

「あー、ここにおんのか。くそー」

匿名希望氏の手牌
七萬七萬五筒六筒六筒六筒七筒八筒五索五索八索八索八索

なるほどね。
七萬と五索のシャボで、七萬が裏ドラ表示牌やったと。
ツイてない時ってそんなもんですよね。
うんうん。
……、あっ、あれ?

すかさず黒子くっしーが指摘する。

「これは、テンパイしてないぞお~」
「ホンマや……。なにやってんねん俺?」

リーチ宣言牌の摘み間違いでもなく、本当に純粋に勘違いのノーテンリーチ。

恐らく 五筒六筒六筒六筒七筒八筒五筒六筒六筒七筒七筒八筒 と見間違えた不幸でした。

そんな訳で一回戦は、黒子二人が圧倒的優勢を保ったまま終了。
僕は三着でした。
(匿名:400 / くっしー:39,900 / テツロー:13,500 / sugi:34,200)
※チョンボで12,000点供託


二回戦:
対戦相手は、玉利一プロ、梶本琢程さん、片山まさゆき先生。

この卓の組み合わせ、おかしくない?
三人共「プロ」やん?
俺、不利過ぎひん?

そんな訳で、この半荘はプロ相手に「信頼出来ない手筋の変則手作戦」で挑んだら、あっという間に自滅しました。要らん事せんかったらよかった~!
とにかく酷い半荘だった。おおいに反省!

しかし、この対局、白眉は玉利プロだろう。
鳴いてのチンイツを拒否し、なおかつフリテンを作りながらも目指す親の九蓮宝燈!
九蓮宝燈テンパイの直後に、僕が九蓮宝燈のあがり牌である九索を切ってるので、ギャラリーは相当盛り上がったみたいだ(フリテンなので和了れず)。
でもこの、親にも関わらずフリテンで九蓮宝燈を目指すという姿勢。僕は大好きです!

結果、ラス!
(片山:18,600 / 梶本:64,700 / 玉利:11,800 / テツロー:4,900)


三回戦:
対戦相手は、コンデンスみるく北川、黒岩悠、武田白菜児。

対戦相手の最後の一人が僕だと知って、黒岩くんはこう言った。

「カモやん、カモ!」
「ボーナスステージやわ!」

ふっふっふっ。果たしてそれが本当かどうか、試してみな!

東一局は流れて、東二局。ピンフドラ1をフリテン三面張でテンパったので、リーチを強行採決。両面以上のフリテンはリーチだ!

とたんに親の北川が役牌を二枚しかけて明らかにドラ色のホンイツ模様。ヤバイ。
そして、対面の黒岩くんまでが追っかけリーチ。ヤバイ!
じりじりと数巡が過ぎて、でも結局、勝ったのは僕でした。1,300 / 2,600 (一本場)。
第六節でも似たような場面があったな~。

僕の親番は速やかに流れ、東ラスは武田の親。
僕は四暗刻イーシャンテンから対々和へ路線変更した時に親のリーチに捕まって 7,700 (+300)。
次いで二本場。タンヤオドラドラで手を短くした所でまたもや武田のリーチ。私、12,000 (+600) 献上。これで一気にラス目に。
もうイヤ!

しかし、この半荘、実はここからが本番。

まずは、リーチツモドラ1を裏裏で満貫に。
ついで、黒岩くんのリーチに3枚勝負し、「(黒岩くんが)一発で出すで」と指差し宣言した上で追っかけリーチ。見事、予告通り一発で仕留めてハネ満。
最後は、大したことない配牌から流れるような美しい手順でメンタンピン三面張リーチ。高目のドラをツモってさらにハネ満。
オーラスは二着目の北川にちょい詰め寄られたけど、逃げ切り成功!

結果、トップ!
(黒岩:-16,600 / 北川:42,900 / テツロー:46,600 / 武田:27,100)

あっはっは!
黒岩くん、誰がカモか判ったかな?
ザマーミロ!


四回戦:
対戦相手は、佐藤トモ、ケチャップ河合、加藤哲郎。

出たな、加藤哲郎!
関西麻雀界に「てつろう」は二人も要らない。
これは「てつろう」を決める闘いだ!
そして、俺が真のテツローだ!

対局では、序盤に親のリーチを交わして2,000点とかの細かい動きがあったが、大きかったのは東三局、加藤さんの親番でのこと。
親はドラ6枚使い確定の三副露。これを必死に頑張ってホンイツのみで和了りを阻止したのが大きかった。この親番で加藤さんに和了られていたら終わってた。

その後、僕は南二局で美しいタンピン三色のハネ満をツモり、一人四万点台のトップ目。

オーラスは、ラス親の加藤さんが超早い5巡目リーチ。
僕は点差的には全然付き合わなくても良かったんだけど、1回戦、2回戦の負け分を取り返したかったのでリーチに参加。珍しく4人リーチとなった。

珍しいオーラスの4人リーチ
(※ちなみにGPCルールに赤はありません)


結果は、加藤さんが僕の和了り牌を掴んで終了。最後の最後にさらに12,000点を獲得した!

結果、トップ!
(テツロー:57,200 / 佐藤:12,600 / 河合:22,500 / 加藤:7,700)

ということで、「てつろう対決」は僕の勝ち。加藤さんは、次のGPCまでは、「加藤(偽)哲郎」と名乗ってもらいます。
あっはっは!
ザマーミロ!

そんな訳で、第七節は「3-4-1-1」で、全体4位という事になりました。
また四位かいな……。
何回四位になるんや。

総合ポイントは60ポイントほど加点出来たので、総合二位がいよいよ現実的なモノになってきたぞ!

さらに今回は参加賞として、このようなものまで戴きました!
梶本さん、ありがとうございます!

さあ、これで今年はあと二節+東西交流戦。
今後もこの調子で頑張るぞ!

そして今節休んだ上位三人に言っておく!

もはや後は抜くだけだぜ?
あっはっは!
ザマーミロ!
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