2014年8月19日火曜日

丁寧な造語



初めてこの「お入口」という表現を見た時、とても気持ち悪かった。

そんな言い方あったっけ?と思ったが、天下の高島屋が書いてるという部分でなにかこちらも強く出れないような、そんな感じもした。

"お入口" と活字で書くと気持ち悪いが「おいりぐちはあちらでございます」と口頭で言われるのを想像すると、それほどおかしな表現でもないような気がする。
むしろ言いそうだし、丁寧な感じさえする。

しかし、入口に対しては古来より「お入り口(おはいりぐち)」という丁寧な言い方もあるし、なにかこの "お入口" という表現は納得出来ない。誰にでも通じるような新たな丁寧語を創った、そんな感じがする。

それとも、この ”お入口” で 「おはいりぐち」と読んで欲しいのだろうか?
それだとしたら、送り仮名の「り」を取ってしまったのはかなり致命的な誤謬だと思うが。

出口は「お出口」でも違和感ないんだけどね。
なんか不思議。

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