2014年8月13日水曜日

係員のXXXを禁じる

係員室「係員の外入室を禁ず」
係員室のドアに貼られたプレート。
そこにはこう書いてある「係員の外入室を禁ず」。

係員室と書いてあるのに、係員の外入室を禁ずるとはなんだ?

係員はこのドアの前まで来ると、「あれ?」と短く発し、座り込んだ後、指にツバをつけて側頭部にクルクル。ポクポクという木魚のBGMのあと、チーンと鈴(りん)が鳴りはっと気付く、

「なるほど、そうか!」

そんな感じでトンチを効かせた入室方法をとっているのだろうか?

ま、もちろんそうではない。
実に紛らわしいが、これは

係員の外入室(がいにゅうしつ)を禁ず

ではなく

係員の外(ほか)入室を禁ず

なのだ。

ちなみに「ほか」という漢字は「外」でも正解だが、一般的には「他」だろう。
むしろこの文なら「他」を使う方が紛れがない。

「係員の他入室を禁ず」

これなら紛らわしくない(読みやすくはないが)。
どうしても「外」を使いたいなら句点を入れて

「係員の外、入室を禁ず」

でいい。

なぜ、一番紛らわしい「係員の外入室を禁ず」という表現にしたのか。このプレートを発注した人に訊いてみたい。


※一番いいのは「係員以外の入室を禁ず」であるが。
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