2013年10月19日土曜日

みだれ髪にみだれ記憶

みだれ髪表紙
(Wikimediaより)
TOYOTA SAI のCMで詠まれる与謝野晶子の短歌が、僕が習ったのと微妙に違う。

僕は「柔肌の熱き血潮に触れもせで」と習ったと思うが、CMでは「触れもみで」と詠まれている。

どちらが正しいのか、もやもやして気持ち悪かったので青空文庫にある原本をあたってみた。すると原本には「やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」と書いてあるのが判った。

どうやら「ふれもみで」が正しいようだ。
ボカァ、ずっと間違っていたのか…。

それにしても、なんで「触れもせで」だったのか?
百歩譲って「触れもせず」ならまだ解る。
しかし「触れもせず」であったとしても、これだと原文にある「見る」という文脈がすっぽり抜け落ちてしまうから良くない。全然良くない。

うーむ、なんなんだろうか?
本当に「触れもせで」で習ったのか?
記憶違いなのか?
教科書の誤植なのか?
時代時代の読替えなのか?
(ジンギスカンがチンギス・ハーンになるように)

当時の教科書やノートは二年前全て捨ててしまった
こんな事になるなら、もうちょっと置いておけば良かった!

なんとも気持ち悪い!


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