2013年7月16日火曜日

祝・ファミリーコンピュータ30周年(1)

1983年7月15日は、ファミリーコンピュータの発売日。今年はちょうど30周年という事でちょっとした盛り上がりもあったみたいですな。

偉大なるファミリーコンピュータさん
(Gleamさんの画像を利用・改変[GFDLライセンス])

そんな訳で、ここでもファミコンの話題を取り上げてみる。
ただし内容は、超私的な話題で、特に自分の周りで起こったことを中心に書くので、世間一般から見ると「ズレた」内容になっているかも知れない。
でも、基本的には全て事実なので「世界にはそういう地域もあったんだな」ぐらいで読んで下さい。

ファミコン前夜
ファミコンの前にも当然ながら家庭用TVゲーム機というのはあった。あったというか、山ほどあった。
ただ、あまり欲しいと思える程の画質・機能ではなかった。

有名なところで言うなら「カセットビジョン」。
これはファミコン以前には日本で一番売れた家庭用ゲーム機という事になっているが、僕の周りでコレを買った人や欲しいと表明した人は皆無である。
むしろおもちゃ屋での実機デモを見て、ほとんどの人が「誰がこんなしょーもないもん買うねん?」と吐き捨てていたぐらいである。

当時のゲームの最高峰は当然ながらゲームセンターにあるゲームである。
そこにあるゲームと比べると、ファミコン以前の家庭用ゲーム機は画質が絶望的にしょぼかった。

そして、当時の家庭用ゲーム機は「コントローラー」と「本体」の機能が明確に分かれておらず、ゲームの機能の一部が本体のボタンやスイッチからしか使えなかったりと、ファミコンのような洗練された操作体系にはなっていなかった。

ファミコンは一度電源を入れると、ゲーム内で行うことは全てコントローラーだけで完結できるようになっている。
これは当時としてはかなり先進的で画期的な設計であった。

今の人には理解しづらいと思うが、ファミコンが発売された当時の事を考えれば「START」と「SELECT」ボタンは、本体側に付いていてもまったく不思議ではない、というかむしろ、その方がおそらく自然な設計で、使う側もそれで十分納得できたはずである。
それをあえて「START/SELECT」ボタンをコントローラー側に移し、ゲーム開始後は一切本体に触らなくても良いようにしたのである。
そのおかげで、電源投入以後は快適にゲームに集中出来るようになったのである。

今では当たり前の「ゲーム中はコントローラーだけを触る」という単純明快な操作体系は、ファミコンが源流となっているのである。


ファミコン発売
ファミコンの発売は、夏休み前という事もあってか全然話題にならなかった。CMもやってたと思うが、全然思い出せない。

ただ、夏休みのある日、友だちがやけに興奮気味に

「ドンキーコングがホンモン(本物)そっくりやねん!もう(ゲームセンターで払う)お金要らんで!」

と言ってたのを憶えている。

ただし、この年までドンキーコングをゲームセンターで熱心にやってた人はそんなに居なかったと思う。
ゲームセンターでは、すでに「終わった」ゲームだったので。


最初のクリスマス~年末~新年
ウチの近所ではクリスマスまでは、おもちゃ屋にいつ行ってもファミコンの在庫がある状態だった。子供心にもあまり売れていないというのが判るほどだった。

ただ、9月、10月までにはすでに「任天堂のテレビゲーム機は凄い!」というのが友達同士の共通認識になっており、誰が購入一番乗りを果たすかというのが焦点になっていた。
当時(今も…)、みんなお金がなかったのだ。

おねだり上手の子から順々に、クリスマス前ぐらいから徐々にファミコンを手に入れる者が現れはじめ、それを一緒に遊んだ友達から火が付き、一気に人気が加速、クリスマス以後は入手が困難になった。

僕は年が明けてから、お年玉をせっせと集めて急いでおもちゃ屋に行ったのだが、そこで聞かされたのは「もうないわ。いつ入ってくるかも判らん」という店長の無情な一言だった。

結局、僕がファミコンを入手出来たのは2月になってからだった。

つづく…

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