2011年7月30日土曜日

文と武と関羽の関係

写真語り(13) 香港 2004年

「文武廟」
再び香港強制バスツアーからのひとこま。
ここはガイドさん曰く「香港で一番古いお寺。一番親しまれてる。みんな知ってる」そんな所らしい。実際の現場は、背後に高層マンションが覆い被さるかのごとく建っているので、見た目の「古今東西新旧建物組み合わせ」具合がなかなか壮絶である。

個人的には、このお寺の前にある通りが「Hollywood Road(荷李活道)」という名前だったのが妙に面白かった。何故ハリウッドなのかは知らないが、込み入った坂道の多い場所だったのを憶えている。

「巨大巻き巻き線香の密集地帯」
お寺自体はとても小さく、内部の装飾も控えめで照明も薄暗い。目に付く物の90%は線香で、中華系の寺院にありがちな「赤、黄色そして金ピカ」波状攻撃も目立たない、地味系のお寺だった。
そういった意味では目に優しいお寺であるかも知れないが、狭い空間にこれでもかとばかりに大量の線香を焚いているので、気管および肺に対しては全然優しくない寺であるとも言える。

ガイドさんおよびお寺の説明によると、ここは「文(Man)」と「武(Mo)」の二人の神様を祀っていて(寺じゃないやんか…)、そしてついでに関羽も祀っていて、文による知力、武による壮健、そして関羽による商売繁盛のご利益がある、との事だった。なぜ、あの三国志の英雄関羽が商売繁盛を司っているのかは全然説明がなかったが、まあ、長い年月のうちに由来不明の事象がある個人(故人)に発生することなんて良くある事だなと、なんとなく納得しながら聞いていた(聞いたままを書いてるのでこの説明が本当かどうかは知りませんが)。

お寺のお参りの後、この付近の路地をみんなでうろうろしたのだが、この付近には、中華風アンティーク家具だとか、中華風装飾具だとか、中華風映画ポスターだとか、主に頭に「中華風」の修飾語がつく物がたくさん売ってあった。
出来ればこの中華風のモノ売りストリートをじっくり歩いてみたかったのだが、ツアーバスはこの辺りの商店とは提携してないので、わりと早足で通り過ぎ、次の現場へと運ばれていくのだった。


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