2011年7月25日月曜日

雲呑麺への想い

写真語り(11) 香港 2004年

「雲呑麺とビール」
香港に行ったら絶対食べてやろうと思っていたのが雲呑麺(ワンタンメン)だ。私が最初に憶えた広東語も「スープ雲呑麺を下さい(要雲呑湯麺)」だった。

「なぜ雲呑麺なのか?」というと、香港に行くちょっと前にカナダへ遊びに行ってたのだが、そこで友達が薦めてくれて食べた雲呑麺がとにかく美味しく、ハマりにハマったのだ。
聞けば、1999年の香港返還前に香港から大量の移民がやってきて、中華/香港系のお店をオープンするというのが流行ったらしい。僕が食べたのも、そういった香港系移民の方のやってるお店だった。
お店の人曰く

「香港のお金持ちはみんな海外に移住して、そしてお抱えの料理人も一緒に連れていった。だから今、香港に本当に美味しい物(レストラン)はないんだ」

「ふーん。だからここの雲呑麺も美味しいん?」

「(大笑いして)そうそう。ありがとう。でも雲呑麺は下町の味だよ」

とのこと。

興味があったので「麺はどうしてるの?」と訊いてみると「香港から仕入れてる」との答え。

なるほど。
となるとやはり本家本元の香港で雲呑麺を食べねばなるまい。
それが私が香港で絶対に雲呑麺を食べようと決意した瞬間だった。

そして、その固い決意を胸に秘め、数ヶ月の後に本場香港で最初に食べた雲呑麺は、若干の麺の歯ごたえの無さはあったものの、とても美味しかった。
店の構え、作り、オヤジのぶっきらぼうさも、最高に良かった。

下町の味は決して滅びない。
むしろ逆境にあってこそ、味を良くするのだ。
(ただし体に悪い成分が基準値以上に含まれる場合があります - WHO -)

そんな訳で雲呑麺、いまだにハマり続けてます。


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