2011年7月3日日曜日

写真語り:香港・シンセンのマジック大会参加旅篇


「画像多めでサラッと書くブログ」と宣言したのに、未だに写真が4,5枚しかないという事実。
仕方ないので昔撮った写真から思い出を語るという、成人男性としてあまりやってはならないとされる「昔語り」をすることにした。題して「写真語り」。まんまでスマヌ。

で、今回第一回。

「笑うブルース・リー」

7年前のテツロー君。
髪が短いです。後ろで結んでる訳でもないです。この時期からのち、髪を切ってない訳です。
ちなみに、私が美容院で言った最後の注文は「死亡遊戯の時のブルース・リーの髪型にしてください」で、この写真の日から3週間後の事である。

ところで、なぜ「死亡遊戯」のトラックスーツを着てるのかと言うと、この写真の一ヶ月後に中国で開催されるマジックのコンテストにこの格好で出場しようとしていたので、これはそれの衣装合わせの場面なのである。

そのコンテスト、当初僕が聞いていたのは「香港で開催される」という事だったので、僕はわざわざ語学学校に通って広東語を勉強し、ブルース・リーの衣装まで購入したのに、実際に開催された場所は、実は中国のシンセンだったのである。

僕は「香港で開催されるローカルな大会」と思い込んでいたので、演技のセリフを全て広東語で台本を作ったが、実際には「中国で行われる国際大会」だったので、ヨーロッパや北米・日本から来た審査員には演技中のセリフが全く通じず、エラい目にあったのだ(マジックの国際大会は基本的に英語で喋らなくてはならない)。

コンテスト演技の終盤、「ホアチァー!」の怪鳥音と共に北斗の拳のケンシロウよろしく、着ている服を引き裂いてブルース・リーに変身した瞬間、コンテストを観に来ていた香港人達にはバカ受けしたが、審査員には総スカンを喰らった。

そして、結果、挑戦したコンテストでは初めて入賞を逃した。

そんな事が思い出される一枚である。

次回は「恋する惑星

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